【MLB】ドジャース 6—3 パドレス(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)【映像】大谷、ベンチ前で準備→即打席の…

【MLB】ドジャース 6—3 パドレス(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)

【映像】大谷、ベンチ前で準備→即打席の異例シーン

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手」でスタメン出場。663日ぶりとなる“二刀流”復活は大忙しの展開となり、ピッチャーとして28球を投じた直後の裏の攻撃で、先頭打者としてバッターボックスに入った。その一挙手一投足が注目を集めている。

 前日にサプライズで投手復活が発表されていた大谷は、1回表の守備でピッチャーとして633日ぶりにマウンドに立った。結果的にパドレスの強力攻撃陣に1点を失ったが、力強いピッチングで3アウトを重ねてベンチへと下がった。

 しかし、大谷が従来の投手と異なるのは“二刀流”であること。1番でスタメンに名を連ねていたことから裏の攻撃の先頭打者であり、すぐにベンチ前でレガースを装着し、息を整えることなくそのままバッターボックスに向かった。

 その際にはロバーツ監督も両手を叩いていて爆笑している様子が映し出された。ドジャース加入後では初の“二刀流”であり、ファンや関係者が待ち望んでいた一つの瞬間が訪れた。

 解説を務めた五十嵐亮太氏は「30球近く投げた後でね、結構な汗もかいていたので、感覚的には違うでしょうね」と、いつもとは違う形での打席に注目していた。

 なお、初回の打席はパドレスのシース投手相手に空振り三振で凡退。初回で28球を投じていたことから1回で降板となり、次打席以降はDHで出場。自らの黒星を消す一打を含む2連続タイムリーと投打で存在感を見せた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)