【明治安田J1リーグ】清水エスパルス 0ー0 ガンバ大阪(6月15日/IAIスタジアム日本平)【映像】衝撃! 乾貴士の「…
【明治安田J1リーグ】清水エスパルス 0ー0 ガンバ大阪(6月15日/IAIスタジアム日本平)
いとも簡単にやってのけるところに、ファンタジスタの凄みが凝縮されているのかもしれない。清水エスパルスのMF乾貴士が後ろからの浮き球をクッションコントロールし、ボールを落とすことなくそのまま前線にスルーパスを供給。高難易度のプレーをさらりと成功させたシーンにファンが衝撃を受けている。
清水はJ1リーグ第20節でガンバ大阪と対戦。注目のシーンは、スコアレスで迎えた前半45分のことだ。清水のスローインからプレーが再開されると、ピッチ中央でルーズボールの奪い合いに発展するが、元日本代表のテクニシャンが個の力で違いを見せる。
DF住吉ジェラニレショーンが右サイドのタッチライン沿いからボールを投げると、G大阪のDF福岡将太が跳ね返す。これをDF高橋祐治がFW山下諒也に競り勝ちながら頭で弾く。宙を舞うボールに反応したのが、乾だ。
背番号33は首を振って、自分の真後ろから飛んでくるボールの軌道と落下地点を素早く把握すると、右足のインサイドを優しく置いた。落下してくるボールの勢いを完全に吸収するクッションコントロールを披露すると、そのままボールを落とすことなくすぐに右足のインサイドを丁寧に当て、FW北川航也にスルーパスを繰り出した。
パスは惜しくもGK一森純にカットされたが、乾の衝撃的なテクニックに解説の原一樹氏は感嘆。「乾選手のトラップからパスがすごかったですね。後ろから来るボールなので、めちゃくちゃ難しいはずなんですけど、いとも簡単に。トラップを見ないで、次のパスまで予測して。簡単にリフティングしているように見えますけど、めちゃくちゃ難しいはずですからね。素晴らしい技術を持ったプレーです」と驚きながら大絶賛した。
卓越した技術を感じさせるプレーには、ファンもSNSで反応。「何そのトラップ!」「凄すぎて凄いしか言えないw」「乾上手すぎるやろ」「スルーパスも素晴らしいけどその前のトラップよ」「俺の好きな乾」「トラップやばっ」「めっちゃ簡単に難しいプレーやるやん」「乾が変態すぎる」「凄すぎてたまらんw」「後ろ向きであのボールトラップしてパス出すん意味わからんうますぎる」など、脱帽していた
持ち前のテクニックで観る者を魅了した乾は、80分までプレー。チームで2番目に多い15回のスプリントを記録するなどゴールに迫ったが、清水は最後までネットを揺らすことはできず、試合はスコアレスドローに終わっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)