【MLB】オリオールズ6-5エンゼルス(6月14日・日本時間6月15日)         【映像】菅野、変化球が曲がりす…

【MLB】オリオールズ6-5エンゼルス(6月14日・日本時間6月15日)         

【映像】菅野、変化球が曲がりすぎて死球直撃

6月14日(日本時間6月15日)に行われたボルティモア・オリオールズ対ロサンゼルス・エンゼルスの一戦で、オリオールズ・菅野智之が死球を与えたレアな場面が話題となっている。

3-3の同点で迎えたこの試合の5回表・エンゼルスの攻撃、2死二、三塁の場面で打席に立った6番ジョー・アデルに対して菅野は、上手く散らす投球でフルカウントとすると、勝負の7球目は、内角高めいっぱいのところを突く142km/hのスプリットを投じることに。しかしこのスプリットが、思いのほか内側へと変化してしまったためにアデルの右ひじ付近を直撃。アデルにとっても菅野にとっても痛い死球となった。その優れた制球力で知られる菅野としては、ある意味、珍しいこの場面に、ファンからは「これは珍しい」「エグいな」「今日は結構苦しんでたな」「苦しんで投げて与四死球4ならええやろ」「ある意味貴重なシーンやな」といった様々な反響が巻き起こることに。

ちなみに、読売ジャイアンツに所属したNPB時代の12シーズンで菅野は、通算276試合・1857イニングを投げているが、その間、与四球はわずかに347(およそ5.35イニングに1個)、与死球に至っては52(およそ35.71イニングに1個)と極端に少なく、死球そのものがかなりレア。それに対しこの日は、4回2/3・80球を投げて与四球・与死球ともに2と珍しく制球に苦しむこととなったが、それでも大崩れしないところに、ベテランならではの底力があるといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)