【MLB】ドジャース 11-5 ジャイアンツ(6月14日・日本時間15日/ロサンゼルス) …
【MLB】ドジャース 11-5 ジャイアンツ(6月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
【映像】キケの“渾身の一球”に相手フリーズ→球場大盛り上がり
ドジャースの"野手ストッパー"がまるで精密機械のような衝撃のストレートを投じた。ベンチで試合を見届けた山本由伸らが思わず歓喜する一投に、ファンたちも衝撃を受けている。
ナ・リーグ西地区で同率首位のドジャースとジャイアンツによる首位攻防戦の第二戦は大谷翔平のマルチホームランなどでドジャースが試合を優位に進める。すると11ー0と大差をつけて迎えた9回には、"野手ストッパー"であるキケ・ヘルナンデスがマウンドに上がった。
キケは、先頭のイ・ジョンフをセカンドライナーに打ち取ると、ジョンソンは四球で歩かせたが、続くコスとの対戦で圧巻の投球を見せた。初球に投じた53.2マイル(約85.6マイル)のスローカーブこそボールとなったが、2球目、3球目に続けたスローカーブで空振りを奪い、カウント1ー2と追い込んだ。
勝負の4球目。ここまではゆったりとしたフォームで投げていたキケだったが、この1球だけは力を入れて投球。86.9マイル(約139.9キロ)の渾身のストレートはズバッと外角低めのゾーン内に収まると、主審も大きなリアクションでストライクコールとなった。
大歓声となったドジャー・スタジアム。見送り三振に倒れたコスはその場で唖然とし、フリーズしてしまう。一方、ドジャースのダグアウト内では、山本由伸らが思わず拍手でキケの1球を称えるなど大盛り上がりとなった。
このボールについて、SNSのファンたちも反応。「キケのストレートえぐい!」「ここだけめっちゃ力入れてストライク取りにいったな!」「なかなかいいストレート」「さすがキケ!守護神!」「ズバッと決まった」といった声が寄せられた。
あと1アウトにまで迫ったキケだったが、そこから2連続四球で満塁とされると、シュミットに痛恨のグランドスラムを被弾。その後も2つのヒットとエラーが絡んで5失点したところで、マウンドを降りた。試合は、緊急登板となったバンダ投手がイ・ジョンフをセカンドゴロに仕留めて逃げ切りに成功している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)