【MLB】ドジャース 11-5 ジャイアンツ(6月14日・日本時間15日/ロサンゼルス) …
【MLB】ドジャース 11-5 ジャイアンツ(6月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でジャイアンツ戦に先発出場。初回の第1打席で11試合ぶりとなる第24号ホームランを放つと、同地区ライバルのMVP男を“目覚めさせてしまった”相手投手のリアクションが話題になっている。
0ー0の同点で迎えた1回裏、ドジャースの先頭打者として大谷が打席に入った。大谷は変化球を3球連続で見逃し、カウントは2ボール1ストライクに。打者優位のカウントとなったところで、大谷はジャイアンツ先発のループが投じた真ん中高めへのカットボールをフルスイングした。
打球はものすごいスピードで右中間へと飛んでいく。MLB公式データサイトの『Baseball Savant』によると、110.3マイル(約177.5キロ)、打球角度27度と計測された打球は、あっという間にフェンスを超えて着弾。第24号先制ホームランとなった。
スイング直後、大谷は確信歩きせずに走り出したが、マウンド上のループはすぐに打球の行方を確信したのか、右中間方向へ解き放たれた打球を見つめ、口を真一文字に結んでいた。快足大谷のスリーベースに備えて三塁ベースへのバックアップに入る素振りも見せず、呆然と立ち尽くし、大谷より先に確信していたようだった。
多くの投手は、投げた瞬間、自身の失投に「やばい」と気づくと言う。ループもまさにその心境だったのだろう。結局この日、ジャイアンツ投手陣は大谷に2本のホームランを浴び、その代償を支払うこととなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)