ジャイアンツとの首位攻防カード【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス) ドジャースの…
ジャイアンツとの首位攻防カード
【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席では24号、第4打席で25号を放ち、日本人初となるメジャー通算250本塁打を達成するなど、3打数2安打2打点2四球の活躍だった。
1試合2発は今季3度目で、5月30日(同31日)の本拠地・ヤンキース戦以来通算22度目となった。7点リードの6回に先頭打者として迎えた第4打席、トリスタン・ベック投手が投じた6球目の外角へのカーブを捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。打球初速101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)、角度26度の一発だった。
初回の第1打席では、ランデン・ループ投手の4球目のカットボールを完璧に捉え、右翼席まで運んだ。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度で、右翼手も打球の行方を見送るしかない一発だった。2回の第2打席は申告敬遠で、本拠地はブーイングに包まれた。3回の第3打席は四球を選んだ。
大谷の本塁打は2日(同3日)に行われたメッツ戦の第5打席で放って以来。前日の同戦では4打数無安打に終わり、2年ぶりとなる10試合ノーアーチに。連続安打も8試合でストップしていたが、完全にトンネル脱出を印象付けた。
試合は大谷の本塁打などで序盤からドジャース打線が圧倒。8回からジャイアンツは野手が登板する事態となった。一方で11点差をつけたドジャースも9回にキケ・ヘルナンデス内野手が登板。満塁弾を浴びるなどピリッとせず、最後はアンソニー・バンダ投手が締めた。(Full-Count編集部)