【MLB】カブス 1—2 パイレーツ(6月13日・日本時間14日/シカゴ) 【映像】誠也も唖然!160キロで曲がる衝撃の…

【MLB】カブス 1—2 パイレーツ(6月13日・日本時間14日/シカゴ) 

【映像】誠也も唖然!160キロで曲がる衝撃の“魔球”

 カブスの鈴木誠也外野手が「3番・ライト」でパイレーツ戦に出場。最強右腕であるスキーンズとの対戦で投じられた99マイル“魔球”に思わず唖然とする一幕があった。

 中地区で首位に立つカブスは、同最下位のパイレーツとの4連戦を戦っており、この日はその2戦目。鈴木の最初の打席は1死一塁で回ってきた。鈴木に対して、スキーンズは力強いストレートを投じるも、2球続けて外れてカウントを悪くする。そこからスライダーでカウントを整えながら、フルカウントにもつれた。6球目、7球目と高めのストレートで押し込むスキーンズ。一方の鈴木もなんとか対応して甘い球を待つ。すると勝負の8球目にスタジアムを騒然とさせる魔球が投じられた。

 右腕から投じられた渾身の一球は99.5マイル(約160.1キロ)のシンカー。低めに投じられたこの球はMLB公式データサイト『Baseball Savant』でによると、22インチ(約0.56メートル)落ちながら、19インチ(約0.48メートル)横にスライドしていた。ストレートに食らいついていた鈴木だったが、最後の一球はストレートとほぼ同じスピードで、かつ鋭く曲がって落ちる軌道に手も足もでず。その場で唖然とした表情を見せてバッターボックスを後にした。

 このボールについてSNSのファンたちも反応しており「これは最高の一球」「ストレートからのシンカーは手が出ない」「シンカー?2シーム?どちらにしてもこの軌道はすごい」「99マイルがあんな動きをするのを見たのはそう何回もない」「あのスピードでこんなに動かすことができるのか!」「99マイルが19インチも滑るのか?」「これは衝撃」と大盛り上がりとなっている。

 この日のスキーンズは5回を投げて、4安打、5奪三振、2四球、無失点。5勝目とはならなかったが、圧巻の投球でカブス打線を封じた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)