【NASCAR】第15戦 Firekeepers Casino 400(日本時間6月9日)/ミシガン・インターナショナル…
【NASCAR】第15戦 Firekeepers Casino 400(日本時間6月9日)/ミシガン・インターナショナル・スピードウェイ
NASCAR(ナスカー)の第15戦がミシガン州で開催された。ピットで給油をしたマシンが走り始めた際に、ピットクルーが給油缶を手から放してしまうスリリングなアクシデントが発生している。
ファーストステージの45周が終わり、アンダーイエロー状態でピットオープンとなると、ほぼ全車がピットロードへ向かった。注目はファーストステージをベスト3で終えた、17号車のクリス・ブッシャー、24号車のウィリアム・バイロン、そして11号車のデニー・ハムリンだ。
3車のピットでは、少しでも早くマシンをコースへ送り出そうと、ピットクルーによって神業のように素早いタイヤ交換や給油が行われる。しかし、コース復帰を焦ったか、まだクルーが給油をしている途中にデニー・ハムリンがマシンを発車させてしまう。
その様子をチェックしていた解説の古賀琢麻氏は、「ガスマンがガスタンク落としちゃったから危なかったですね。ピットの白線を超えちゃうとペナルティなんで」と語った。マシンの急な飛び出しに反応しきれなかった給油担当者が、車体に刺さったままの給油缶を手放してしまったのだ。
しかし、隣のピットエリアへ入ってしまいそうだった給油缶は、前方にいた別のクルーがキャッチしてことなきを得た。さらにこの様子がリプレイされた場面では、「近年の流行りは、(ギリギリまで給油するために)最後ガスマンが2、3歩走り出して送り出すのがスタンダード。だからああいうことは起こりやすくなっている」と古賀氏は語っている。
この印象的な給油シーンを目撃した視聴者からは、「あぶなーい」「あっぶな」「フロントタイヤクルーに感謝だね」「ガスカンって11ガロンだっけ? 35kgくらいあるぞ」などのコメントが寄せられている。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)