【NASCAR】第15戦 Firekeepers Casino 400(日本時間6月9日)/ミシガン・インターナショナル…

【NASCAR】第15戦 Firekeepers Casino 400(日本時間6月9日)/ミシガン・インターナショナル・スピードウェイ

【映像】「抜き忘れ」で豪快バックの“珍走”

 全米で人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第15戦が開催され、ピットレーン上をシボレーがバックで戻っていく珍事が発生した。

 ステージ2の120周が終わると、各マシンは追い越し禁止のアンダーイエロー状態となる。そして123周目、ピットオープンと同時に全体の三分の一くらいのマシンが一斉にピットへ駆け込んだ。各車がピット作業を終えてピットレーン、そして本コースへと出ていくなか、一台のマシンがピットレーンで停車し、やがてバック走行で自分のピットへ戻っていく姿が映し出された。

 この88号車に乗るのは、「SVG」ことシェーン・ヴァン・ギスバーゲンで、パワフルな走りを信条としているが、その豪快さでクラッシュやアクシデントを引き起こすこともよくある。そんなSVGが何をやらかしたかと言えば、今回はピットクルーのミス。ピットへ戻ったマシンのリアウインドウから黄色い棒状のものを抜き取っている。どうやらこれを抜き忘れたままマシンを出してしまっていたようだ。

 外し忘れていたものは、クランク型のハンドル状工具で、これを刺して「車高調整をする」(解説の古賀琢麻氏談)のだという。古賀氏は、「(工具が刺さったまま走れば)ペナルティですけど、あんなに大きくバックしたらさらにペナルティな気がします」と解説している。

 SVGは実際にその後、ペナルティを受けて最後尾からスタートとなり、その報を受けた古賀氏は、「そりゃそうですね、あんなに豪快にバックしちゃダメです(笑)」とコメント。視聴者からは、「バック」「何してんねんSVG」「抜き忘れ」「ピットはいつマシンが入ってもいいいようになってます」などのコメントが並んだ。

(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)