【MLB】メッツ4-3ナショナルズ(6月12日・日本時間6月13日) 【映像】千賀の魔球に打者が全く動か…
【MLB】メッツ4-3ナショナルズ(6月12日・日本時間6月13日)
6月12日(日本時間6月13日)に行われたニューヨーク・メッツ対ワシントン・ナショナルズの一戦で、メッツ・千賀滉大の投球に、打者が“棒立ち状態”で見逃し三振となった場面が話題となっている。
3-0、メッツ3点のリードで迎えたこの試合の4回表・ナショナルズの攻撃。この回先頭の2番ジェームズ・ウッドに対して千賀は、初球、真ん中やや低め、内寄りに投じた143km/hのカットボールで見逃しを誘い、ファーストストライクを奪うと、そこから内外にフォークを2球続けてカウント1-2と追い込むことに。そして外へと外した154km/hの速球を1球見せ、カウント2-2としてからの5球目、千賀が投じたのは真ん中低めいっぱいのところへと決まる133km/hのフォーク。この1球にウッドは、よほど手が出なかったのか、棒立ち気味となって見送るのみ。当然、球審のジャッジはストライクとなり、ウッドは見逃し三振となった。こうした千賀の投球に、ファンからは「ドン引き」「どうした」「完全に棒立ち」「あのウッドが…」「不意を突かれたか」「これは誰も打てない」「完璧すぎるフォーク」「千賀のフォークは無敵」といった様々な反響が巻き起こることに。
この日の千賀は、6回に右太腿の裏を痛めて緊急降板となるまで、5回2/3、77球を投げて、被安打1、奪三振5、与四死球1、失点0と、完璧といっても過言ではない投球を披露し、今季7勝目を挙げた千賀。目下、防御率でもナ・リーグトップとなる1.47と、2位のポール・スキーンズの1.88、3位の山本由伸の2.20に大きく差をつけているメッツのエースだけに、その負傷は千賀本人はもとより、チームにとっても痛いところといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)