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6月14日（現地時間13日、日付は以下同）、ゲインブリッジ・フィールドハウスで「NBAファイナル2025」第4戦が行われ、インディアナ・ペイサーズとオクラホマシティ・サンダーが対戦する。第3戦までの戦績を2勝1敗とリードしているペイサーズは、本拠地で優勝への王手を狙う。
レギュラーシーズンを82.9パーセント（68勝14敗）という圧倒的な勝率で終え、ウェスタン・カンファレンス1位でポストシーズンを迎えたサンダーに対して、同勝率61.0パーセント（50勝32敗）でイースタン・カンファレンス4位のペイサーズが互角以上の戦いを見せていることに驚きを隠せないファンも少なくないだろう。
現地メディア『Bleacher Report』は、そんなペイサーズの快進撃を支える“勝利の女神”として、WNBAチームのインディアナ・フィーバーに所属するケイトリン・クラークを取り上げている。同メディアによると、今シーズンのプレーオフでクラークが観戦した試合のペイサーズの戦績は8勝0敗だという。
クラークは2024年のWNBAドラフト全体1位でフィーバーに入団。WNBAデビュー前からその名を轟かせており、アイオワ大在籍時にはNCAA通算最多得点記録を更新し、3度の得点王とアシスト王に輝いている。また、NCAAトーナメントでは次々と観客動員数や視聴者数の記録を更新し、全米における女子バスケットボール人気を一気に高めた存在である。なお、ペイサーズのタイリース・ハリバートンとは親しい友人関係にあり、お互いの交際相手を含む4人のグループチャットで終始コミュニケーションをとる仲だという。
現地メディア『ESPN』によると、クラークは第4戦の観戦が決まっている。自身の“不敗神話”について、地元記者に対してクラークは次のように語った。
「実は第6戦は行けないから、できれば第5戦で決めてきてほしい」
自身が観戦する第4戦は勝つ前提で、ペイサーズが第5戦で優勝することを祈念したクラーク。ペイサーズは、“勝利の女神”をホームに迎えた第4戦に勝利し王手をかけることができるか。または、サンダーが再びシリーズをタイに戻すか。第4戦は14日の日本時間9時30分に試合開始。
