ドジャースは得点数メジャー1位、OPS2位 ドジャースは12日(日本時間13日)時点で41勝28敗、勝率.594でナ・リ…

ドジャースは得点数メジャー1位、OPS2位

 ドジャースは12日(日本時間13日)時点で41勝28敗、勝率.594でナ・リーグ西地区首位をキープ。今後は同地区ライバルとの対戦が増え、夏のトレードでの補強も注目される。LA記者は故障者の多い投手陣のテコ入れは必須としつつ、“最強打線”に何らかの動きがある可能性も指摘する。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番、ファビアン・アルダヤ記者が「トレード・デッドラインに向けた基礎情報:注目すべき3つの初期のストーリーライン」との見出しで寄稿。投手陣を分析した上で「次に、もう一人打者が必要か?」とし、打線について言及した。

 ドジャースはオフにテオスカー・ヘルナンデスと再契約を結び、さらに1年1700万ドル(約24億4800万円)でジャイアンツからFAとなったマイケル・コンフォート外野手を獲得した。しかし、コンフォートは毎月月間打率が2割を下回るなど苦戦続き。メディアやファンからも厳しい声が聞かれる。しかし同記者は「彼を外すとしても、代わりとなる選択肢が豊富にあるわけではない」とした。

 ファーストオプションとしては、2023年に新人王投票3位に入ったジェームズ・アウトマンが挙げられるが「ここ最近はメジャーリーグでは苦戦が続いている」。一方でドジャースの外野陣はテオスカー・ヘルナンデス、成長著しいアンディ・パヘスがおり、遊撃を守っているムーキー・ベッツ、二塁のトミー・エドマン、キム・ヘソンも外野が可能。汎用性の高さでカバーすることが可能な陣容だ。

 また、ドジャースは得点数メジャー1位、OPS2位を誇り、大谷翔平、ベッツ、フレディ・フリーマンらを擁する打線はまさに強力そのもの。アルダヤ記者も「攻撃面のニーズは差し迫ったものではない」としながらも、昨年もエドマン、ケビン・キアマイヤー、エディ・ロサリオなどを獲得しており、「今年もトレード市場を注視していくだろう」と見ている。(Full-Count編集部)