【WRC】第6戦 ラリー・イタリア・サルディニア(6月8日/デイ3)【映像】GRヤリス、突如スタックした劇的瞬間 WRC…
【WRC】第6戦 ラリー・イタリア・サルディニア(6月8日/デイ3)
WRC(世界ラリー選手権)の第6戦がサルディニア島で開催された。日本人ドライバーの勝田貴元がラストアタック中に起きた一幕が話題となっている。
競技初日デイ1に横転クラッシュ、デイ2にパンクやコース内へ動物の侵入など、とにかく今大会はトラブル続きだった勝田。デイ3最終ステージとなるSS16は、上位5名がボーナスポイントを得られる「パワーステージ」のため、彼にとっても正念場となっていた。
この「ラリー・イタリア・サルディニア」は、グラベル(未舗装路)ラリーで、道幅が狭く速度域の高いステージで構成されている。また、路面は細かい砂に覆われているが、ラリーマシンが走行を続けて砂がはけてくると、今度は硬い岩肌が露出してくる難しい路面コンディションだ。
勝田はこのパワーステージで中位の走行順ということで、セッティングをどちらへ寄せるか難しい状況であった。しかし、勝田はスタートからいきなり攻めの走りを披露して、途中まで暫定トップとなるタイムを刻み続けていた。
このままトップ3入りもあり得ると思われたが、残りコーナー3つというところで、コーナーのアウト側を走った際、深い轍にタイヤを取られてスタックしてしまう。勝田のGRヤリスはそのまま停車しかけたが、タイヤをスリップさせながらなんとか轍から脱出。最後までステージを走り抜き、フィニッシュした。勝田がスタックしたシーンでは、実況の「あああぁぁぁ~~~っ!」という驚きと落胆が入り混じった叫び声が響きわたり、続けて「ここで…止まっている、ロスをしている!」「最後の最後、コーナーに阻まれましたぁ」と残念そうに語られている。
視聴者からは、「あー足取られた?」「スタックした」タイムロスしたかな」「もったいねえ・・・」「埋まる」「ハンドル取られたんじゃねぇかな」「オーバースピードで突っ込んだ」と、勝田を心配するコメントが多く寄せられた。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)