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 6月12日(現地時間11日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズは、ホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでオクラホマシティ・サンダーとの「NBAファイナル2025」第3戦へ臨み、116-107で勝利を飾ってシリーズ戦績を2勝1敗とした。

 この日ペイサーズはベンチスタートのベネディクト・マサリンがゲームハイの27得点に4リバウンドと爆発。さらにタイリース・ハリバートンが22得点9リバウンド11アシスト2スティール、パスカル・シアカムが21得点6リバウンド4アシスト2スティール、TJ・マッコネルが10得点5アシスト5スティールを記録。

 先発センターのマイルズ・ターナーは、第1クォーターにチェット・ホルムグレンへ13得点4リバウンドを許し、自身はフィールドゴール成功率27.3パーセント(3/11)の計9得点に2リバウンド1アシスト1スティールに終わるも、最終クォーターだけでホルムグレン相手に3ブロックを浴びせた。

 ペイサーズ一筋10年目のターナーは、この試合で両チーム最多の5ブロックをお見舞いし、プレーオフ通算ブロック数を124本まで伸ばしたことで、ジャーメイン・オニール(120本)を抜いてフランチャイズ史上トップに躍り出た。

 これで、29歳のビッグマンはレギュラーシーズン通算1412本、プレーオフ通算124本の両方で球団史上1位に立つことに。シリーズは14日にペイサーズのホームで第4戦が行われる。

 ペイサーズが次戦も制することができれば3勝1敗で球団初のNBAチャンピオンに王手、サンダーが勝てば2勝2敗のタイになるだけに、両チームにとって重要なゲームとなるに違いない。

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