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 6月12日(現地時間11日)にゲインブリッジ・フィールドハウスで「NBAファイナル2025」第3戦が行われ、インディアナ・ペイサーズとオクラホマシティ・サンダーが対戦した。

 1勝1敗でホームに戻ったペイサーズは、タイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーが先発で出場した。

 一方のサンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ケイソン・ウォレス、ルゲンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレンがスターティンファイブに名を連ねた。

 第1クォーターはサンダーが開始から連続で得点を挙げれば、ホルムグレンとドートが高精度なシュートで得点面をけん引。24-32と8点リードで最初の12分間を終えた。

 第2クォーターは一転してペイサーズが序盤から反撃を見せ、開始2分39秒にベネディクト・マサリンの7得点目となる3ポイントシュートで35-36と1点差。相手のタイムアウト後にはTJ・マッコネルが2本のフリースローを沈めるなど、ベンチメンバーが逆転の一役を買った。

 終盤は一進一退の展開。サンダーはアレクサンダー、ペイサーズはハリバートンと、両エースがチームを引っ張り、64-60と4点差で試合を折り返した。

 第3クォーターは再びサンダーのペースで始まり、ジェイレン・ウィリアムズ、アレクサンダーの得点で0-8のラン。点差を広げられたくないペイサーズはターナー、ネスミス、ハリバートンの連続得点で食らいついた。

 第3クォーターの最大点差は開始時点の4点だったものの、残り34秒からホルムグレンの“3点プレー”、ジェイレン・ウィリアムズの3ポイントが炸裂。サンダーが終盤に抜け出し、84-89と5点のリードを奪った。

 第4クォーターは開始早々にマサリンの2連続得点でペイサーズが2点差まで詰め寄り、ネムハードとマッコネルの得点で同点。さらに、ハリバートンが長距離砲を射抜き、101-98と試合をひっくり返した。1点差に迫られた場面ではターナー、ネムハード、オビ・トッピンの得点で6-0のラン。試合終了残り3分4秒には8点差をつけた。

 そのままペイサーズが逃げきり、2勝目を獲得。ハリバートンが22得点9リバウンド11アシスト2スティール、シアカムが21得点6リバウンド4アシスト2スティール、ターナーが9得点5ブロックを記録したほか、マサリンが27得点、マッコネルが10得点5アシスト5スティール、トッピンが8得点7リバウンド2ブロックと、ベンチメンバーも躍動した。

 なお、第4戦はゲインブリッジ・フィールドハウスで14日(同13日)に行われる。

■試合結果

インディアナ・ペイサーズ 116-107 オクラホマシティ・サンダー

IND|24|40|20|32|=116

OKC|32|28|29|18|=107

【動画】オビ・トッピンが豪快ダンクでチームを勢いづける