WRC(世界ラリー選手権)の今季第6戦が8日までイタリアのサルディニア島で開催された。日本人ドライバーの勝田貴元がタイ…

 WRC(世界ラリー選手権)の今季第6戦が8日までイタリアのサルディニア島で開催された。日本人ドライバーの勝田貴元がタイムアタック中、コース内に犬が侵入しそうになる珍事が発生し、実況席と視聴者を驚かせる一幕があった。

【映像】ラリー車が“野犬”に衝突寸前!衝撃の瞬間

 前日の横転クラッシュに続き、7日に行われた競技2日目も右フロントタイヤをパンクしてしまうアクシデントに見舞われた勝田。大きくタイムロスをしてしまったため、挽回しようとステージ終盤でピッチを上げていた矢先のことだった。

 コース周辺は森林地帯でそれほど視界が開けていないなか、勝田のGRヤリスが土煙を上げながら時速140km/hを超えようとしていた瞬間、コース脇にひょこっと犬が姿を現したのだ。そのままコースに入ってしまいそうだったが、さすがの犬も爆走してくるラリーマシンに気づいたようで、コースイン手前で引き返して事なきを得た。

 この時、GRヤリスは若干姿勢を崩したようにも見えたが、なんとかストレートを疾走し続けて速度は150km/hに到達。そのまま次のコーナーへと突っ込んでいった。実況も思わず「ビックリしましたね!」と冷や汗をかきながらコメントを発している。

 この犬のコース乱入アクシデントに対し、視聴者からは「犬!?」「ワンワン」「いっぬが」「あぶねええ」「野生だよねー」「野犬か?」「つかまえてー」「ワンチャン轢いてた」など、多くのコメントで沸いていた。

(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)