ロードレース世界選手権「MotoGP」の第15戦日本GP、15日に決勝レースが開催され、Ducati Team(ドゥカティ)のアンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝した。2位は0.2秒差でRepsol Honda Team(ホンダ)のマルク・マ…
ロードレース世界選手権「MotoGP」の第15戦日本GP、15日に決勝レースが開催され、Ducati Team(ドゥカティ)のアンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝した。2位は0.2秒差でRepsol Honda Team(ホンダ)のマルク・マルケス。
9番手グリッドのドヴィツィオーゾは1周目で上位に進出、3番グリッドのマルケスとともに常に上位に位置し、14周目からは首位を2台で争う。14~18周はマルケス、19~21周はドヴィツィオーゾ、22~23周はマルケスと、首位を交代する。24周目ファイナルラップはマルケスがトップで始まるが、最後まで交代劇は続く。
ラップ前半でマルケスが少しバランスを崩すと、ドヴィツィオーゾが差を詰め90度コーナーでオーバーテイク。しかしマルケスはセカンドアンダーブリッジで抜き返す。勝負の最終コーナー、マルケスがわずかにはらんだインをドヴィツィオーゾが突いてトップに立ち、チェッカーフラッグを受けた。
3位はレース前半をリードしたOCTO Pramac Racing(ドゥカティ)のダニロ・ペトルッチ。4位はTeam SUZUKI ECSTAR(スズキ)のアンドレア・イアノンネで、チームメートのアレックス・リンスが5位に続いた。イアノンネとリンスはレースを通して4位を争っていた。ポールスタートのMonster Yamaha Tech3 Team(ヤマハ)のヨハン・ザルコは8位でゴール。
年間ランキングは1位:マルケス、2位:ドヴィツィオーゾ、3位:ビニャーレス(Movistar Yamaha MotoGP、ヤマハ)の順は変わらないものの、マルケス244ポイントに対しドヴィツィオーゾ233ポイントで、差がやや縮まった。ビニャーレスはレースで9位に終わって203ポイント、こちらは差が開いた。シーズンは残り3戦、年間タイトル争いはマルケスとドヴィツィオーゾの2人に絞られたか。
ドヴィツィオーゾ (c) Getty Images
MotoGP日本GPスタート (c) Getty Images
ドヴィツィオーゾ (c) Getty Images
パックをリードするマルケス(ホンダ) (c) Getty Images
マルケス(前)とドヴィツィオーゾの死闘 (c) Getty Images
ドヴィツィオーゾがフィニッシュ。2位マルケスとは0秒249差。 (c) Getty Images
マルケス (c) Getty Images
ペトルッチ(ドゥカティ) (c) Getty Images
ペトルッチ (c) Getty Images
リンス(前)とイアノンネの、スズキ同士の争い (c) Getty Images
ザルコ(ヤマハ) (c) Getty Images
ツインリンクもてぎ (c) Getty Images
グリッドガール (c) Getty Images