1軍登録となった山田のピッチング内容が注目されそうだ(C)産経新聞社 巨人の4年目左腕・山田龍聖が6月10日、出場選手登…

1軍登録となった山田のピッチング内容が注目されそうだ(C)産経新聞社

 巨人の4年目左腕・山田龍聖が6月10日、出場選手登録された。

 高岡商ーJR東日本から21年ドラフト2位入団。同期には現在先発ローテで回る赤星優志、剛腕の大勢がいる。

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 将来を嘱望されて入団した左腕も昨季までは1軍登板なく、苦しんだ。24年オフに育成契約となるなど紆余曲折ありながら、昨年11月のオーストラリア・ウインターリーグの武者修行で腕を磨くと今季はウエスタン・リーグに参加するくふうハヤテに3月から5月下旬まで派遣された。

 2勝2敗。防御率1.79をマーク、巨人復帰後は先発として調整を行っていたが、入団会見の中では「ずっと1軍で投げるためだけに練習してきた」と意気込みを語るとともに、先発、救援、ロングリリーフなどチームから求められた役割でまずはしっかり働きを示したいとした。

 チームの救援左腕枠でいえば、昨年まで4年連続で50試合以上登板している高梨雄平が抹消中。

 中川皓太なども安定したパフォーマンスを示し、石川達也もいるが、切り札にもなる左腕は勝敗を分ける大事なポイントにもなるとあって、活躍が期待される。

 ファンの間でも支配下登録後、即チームに合流した山田に関して「普通に楽しみ」「阿部監督がどこで使ってくるのか」「球のキレは一級品!」「成長した姿を見せてほしい」と期待が高まっている。

 ようやくめぐってきた1軍舞台でどんな勇姿を見せてくれるのか。背番号「64」のパフォーマンスが注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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