開幕4連敗の韓国女子バレー代表に韓国メディアも嘆いた(C)Volleyball World バレーボールのネーションズリーグは女子予選ラウンド第1週(カナダ・オタワ)が終わり、韓国がドイツ、イタリア、米国を相手にすべてストレート負けという厳…
開幕4連敗の韓国女子バレー代表に韓国メディアも嘆いた(C)Volleyball World
バレーボールのネーションズリーグは女子予選ラウンド第1週(カナダ・オタワ)が終わり、韓国がドイツ、イタリア、米国を相手にすべてストレート負けという厳しい結果に終わり、チェコ相手にもフルセットの末に敗北。開幕から4連敗を喫した。
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2012年ロンドン五輪、21年東京五輪ではいずれも4位入賞を果たしている韓国だが、その後は衰退。今回のネーションズリーグでも現在18か国中最下位に沈んでいる。
この現状に韓国メディア『Sports Kyunghyang』は「ますます大きくなる女子バレーボール韓日格差…韓国はVNLで米国に0-3で完敗して4連敗、日本は4連勝で疾走」と題した記事を掲載し、「韓国女子バレーボールが4連敗で崩れた日、日本は4連勝を飾った。かつてアジアのライバルだったが、もう世界の舞台で差が大きく開いた」と嘆いた。
さらに、「今大会の目標は、最下位を免れてVNL(バレーボール・ネーションズリーグ)に残留することだ。そのためには、最低でも2勝が必要だ」と、既に後ろ向きな状態だ。
記事では「韓国女子バレーボールはエースのキム・ヨンギョンをはじめ、キム・スジ、ヤン・ヒョジンなどが東京2020オリンピック以後引退した後に没落している」と指摘。「攻撃をリードする明確なエースが出ておらず、セッターやリベロなどの世代交代も進行せず、戦力が急激に下がっている」と、危機感を募らせた。
一方で「日本も近年、代表選手の一部が引退して世代交代が進行中だが、戦力は大きく変わらず世界トップレベルを維持している」と、開幕4連勝と好調の日本との“差”を実感しているようだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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