石川真佑が20得点で開幕4連勝に貢献した(C)産経新聞社 バレーボールのネーションズリーグは現地時間6月8日(日本時間9…

石川真佑が20得点で開幕4連勝に貢献した(C)産経新聞社

 バレーボールのネーションズリーグは現地時間6月8日(日本時間9日)、女子予選ラウンド第1週(カナダ・オタワ)の最終戦が行われ、前回、銀メダルに輝いた女子日本代表はドミニカ共和国を相手に3-0(25-19、25-21、25-9)のストレート勝ちを収めた。

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 この試合、石川真佑が20得点、佐藤淑乃が19得点と大活躍。カナダラウンドを無傷の4連勝で終えたが、SNS上では第1セットのある場面が話題となった。

 日本が19-17とリードして迎えた場面、佐藤がバックアタックを打つかと思わせ、レフトの石川にトスを送ってスパイク。相手のコートに落ちて20点目が入った。

 石川らが笑顔で喜びを分かち合うシーンに「よしのちゃんからまゆちゃんのフェイクセット!?」「フェイクセット後のみんな可愛い〜」「男子では時々見るが女子のフェイクセットは初めて見た!」「女子でフェイクセットする時代になったの頭追いつかなすぎ」と、男子バレーでは時々見られるものの、女子では珍しいフェイクセットに大きな反応が寄せられ、決まった瞬間の日本選手の表情にも注目が集まった。

 試合後のインタビューでキャプテンの石川は「今日まで4試合やってみてすごくチームとしてもいい雰囲気でできてましたし、途中苦しい場面もあったんですけど、そこをしっかり我慢しながら今日もしっかり勝ち切ることができて良かったです」と振り返り、充実感を漂わせていた。

 日本は次戦、第2週の香港ラウンドの初戦で日本時間18日に世界ランキング14位のタイと対戦することになっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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