◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 2日目(30日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシ…

通算8アンダーで単独首位に浮上した西郷真央

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 2日目(30日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)

予選ラウンド2日間は、元世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)、米ツアー10勝のミンジー・リー(オーストラリア)と同組に自分の名前が入っていた。「メジャーで注目組に入れてもらえたのもそうだし、それだけ価値のある大会で優勝できたのはうれしい」と、西郷真央は4月「シェブロン選手権」で獲ったタイトルの重みをかみしめる。スコアを伸ばした矢先、ナイスショットがピンチになっても、簡単に崩れないのがメジャー覇者の証だ。

第2ラウンドを「66」で完走

日没により12人がプレーを翌日に持ち越したが上位選手は第2ラウンドを完走。12位から出た西郷も7バーディ、1ボギーの「66」でホールアウトし、通算8アンダー単独首位に浮上した。「昨年までの全米と比べて、グリーンが軟らかくて止まりやすい」ことを踏まえても、この日に6つ伸ばしたのは西郷しかいない。

前半11番で1.5mに付けてバーディを先行。12番では10m近くを決めて連続バーディとしたが、14番(パー5)で思わぬピンチが来た。残り44ydから打ち上げる3打目のアプローチが1バウンドしてピンに当たり、グリーンの傾斜を下って右手前のバンカーまで転がり落ちた。打った地点からはピンの根元が見えなかったが、当たった音が耳に入った。

ショットで多くのチャンスを作った

不運は重なる。ピンに絡んだはずのボールは淵の近くに止まり、左足だけをバンカーに入れて砲台グリーン上のピンを狙う難しいシチュエーション。“イラッ”とはしたが、「吐き出したら、ゼロにするのを心がけている」と4オン2パットのボギーにとどめて次のホールへ進んだ。

「あれくらいの50ydのショットが今週の課題の一つでもあった。しっかり納得がいけるショットが打てたのは評価したい」。気持ちをしっかり切り替え、16番(パー3)ではピンそば1mに絡めるショットでこの日唯一のボギーを取り返した。18番からも3m前後のチャンスを次々と作って3連続バーディ。7番(パー5)も3打目をピンそばに付けて7個目のバーディを奪い、スコアボードのトップに立った。

週末も理想のプレーを追い求め続ける

単独首位で迎える週末も、意識するのは自分が納得できるゴルフができるかどうか。「きょうも最終ホールは納得がいくストロークじゃなかった。ああいうのをしないようにしたい」と、2m弱オーバーさせた12mのバーディトライに反省を込める。メジャー仕様の難コースでトップに立っても、ストイックさは変わらない。(ウィスコンシン州エリン/谷口愛純)