◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 初日(29日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン…

鈴木愛はイーブンパー発進も内容は悪くない

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 初日(29日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)

後半の4連続ボギーで“貯金”をはたいてしまったが、鈴木愛は「しょうがない部分もあったりして」と余裕のある笑顔で振り返る。前週の国内女子「ブリヂストンレディスオープン」では、最終日に自己ベスト「62」をたたき出してきたばかり。「いま、ショットが一番良い」とここからいくらでも巻き返せる。

国内からの連戦に疲れも見せず

鈴木が「全米女子オープン」前週に国内ツアーとの連戦を組んだのは、3回目の出場となった2018年以来。日本でのショットの手ごたえは、そのままメジャーに持ってきた。この日のフェアウェイキープ率は93%(13/14)とフィールド5位。ブリヂストンレディスでは課題に挙げていたパッティングも好調で、この日はスタート10番から5m強、13番(パー3)で7mをねじ込むなど、ショットで作ったチャンスを逃さなかった。

ショットの調子は良い

前半で3アンダーと貯金を作り、「難しい」というアウトコースのバックナインへ。この日のインコースの平均ストロークは「36.330」に対し、アウトコースは「37.760」。インコースはグリーンを狙うショットで警戒するエリアが限られると言うが、「アウトは『ここも、ここも』外しちゃいけない」と、1番からはより神経を使うホールが増える。

加えて、組のプレー時間が遅かったために「あまりタイミング良くできなくて」と焦っていたこともショットの精度に響いた。4番で3オン2パットのボギーを叩くと、5番、6番(パー3)と続けてパーオンを外してスコアを落とす。7番(パー5)は8m前後から3パットを叩いて4連続ボギーとして、イーブンパーまで後退した。「最後2つもボギーを打ちそうだったけど、耐えてパー。良かったといえば、良かったです」と5バーディ、5ボギー「72」でフィニッシュ。後半の後退が悔やまれたが、「2アンダーくらいのゴルフは出来たかな」と34位で終えた初日は内容を見れば悪くなかった。

あすは耐えて伸ばして、気持ちよく終わりたい

午後2時9分スタートの2日目は、鬼門のアウトコースから回る。「せっかく伸ばして、最後に落とすのはちょっとイヤ。アウトで頑張って耐えて、インで伸ばす方が気持ちは良いかな」と、あすは気分よく終えて週末に入りたい。(ウィスコンシン州エリン/谷口愛純)