第77回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準決勝が24日、ノーブルホームスタジ…

 第77回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の準決勝が24日、ノーブルホームスタジアム水戸(水戸市)であった。県代表の専大松戸(千葉1位)は横浜(神奈川1位)と対戦し、4―3で勝利した。横浜は昨秋の新チーム発足以来、秋の関東大会、春の選抜で優勝し、公式戦で27連勝を続けていたが、これを破る快挙で決勝に駒を進めた。決勝は25日、同球場で健大高崎(群馬1位)と対戦する。(芹沢みなほ)

     ◇

 同点で迎えた七回裏1死二塁。専大松戸の3番打者、土田悠翔(はると)(3年)が打席に立った。相手は春の選抜で先発を務めた150キロ右腕、織田翔希(2年)だ。

 「もう思いっきり振るだけ、練習通りにやればいける」。7球目、評判通りの力強い直球はしかし、思い描いていた通りの球だった。思い切り振り抜くと、右翼へ大きな弧を描いた。1点を追加し、二塁上で右拳を突き上げた。これが決勝点になった。

 21日、準決勝の相手が決まった。選抜優勝の横浜が強いことはわかりきっていた。チームで「びびらずにしっかり守ってチャンスで一本出す。いつも通りプレーしよう」と約束した。

 今大会はこれまで1安打で、力を出しきれていなかった。横浜戦までの数日間、バッティングマシンを球速150キロに設定し、対策に注力した。この日は適時二塁打2本。「数日で修正して、ここで打てたのは自信になった」

 次は決勝。「守備やバントなどでの細かいミスを修正し、基本を固める。しっかり楽しみながら、守備から流れを作る自分たちのチームスタイルで勝ちきりたい」と意気込んだ。(芹沢みなほ)