<大相撲五月場所>◇十三日目◇23日◇東京・両国国技館【映像】館内がどよめいた立ち合いの様子 前頭四枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)が前頭筆頭・若元春(荒汐)を下して5勝目を挙げた。立ち合い、尊富士の強烈な“頭突き”が若元春の頭部に炸裂。衝撃音に館…
<大相撲五月場所>◇十三日目◇23日◇東京・両国国技館
前頭四枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)が前頭筆頭・若元春(荒汐)を下して5勝目を挙げた。立ち合い、尊富士の強烈な“頭突き”が若元春の頭部に炸裂。衝撃音に館内どよめき、「すんげぇ音したぞ」「ゴボンっていった」とファン騒然。取組後には若元春が苦悶の表情を浮かべた。
今場所は初日から3連勝と好スタートを切るも、四日目から6連敗を喫し、十二日目には自身初の負け越しが決まるなど、調子が振るわない尊富士。そうした悪い流れを断ち切るように、十三日目の取組では厳しい攻めを見せた。
立ち合い尊富士が頭から強烈にぶつかると、やや立ち遅れた若元春に尊富士の頭が勢いよく激突、衝撃音が館内に響いて観客はどよめいた。尊富士はそのまま左四つに組んで厳しい攻めを見せ、土俵際で足がもつれたものの一気に寄り切って勝利した。敗れた若元春は土俵に上がると、頭を手で押さえて痛そうな表情をしていた。寄り切りで勝った尊富士は5勝目。敗れた若元春は7敗目を喫した。
取組を受け、ABEMAで解説を務めた元小結・両国の境川親方は「こんな言い方をするとアレですけど、(若元春は)立ち合いが中途半端でしたね」と指摘。「尊富士の立ち合いの強さを考えて何かやろうとしたけど、合わなかったみたいな。ただ、(立ち合い)成立はしています」と分析すると、「自分でも中途半端な立ち合いをしたと思っているんじゃないですか」と語った。
若元春も苦悶の表情を浮かべた衝撃的な立ち合いに、視聴者も「いたそう」「顔面に頭突き」「すんげぇ音したぞ」「ゴボンっていった」「頭カチ割れるわw」「よく気絶しないな」と騒然となっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)