【WWE】RAW(5月19日・日本時間20日/サウスカロライナ・グリーンビル)【映像】ストッキングが“あわや”のハプニング 奇跡の美熟女レスラーが、若手との死闘で“魅せた”意地のファイト。試合中にはストッキングがビリビリに破れてしまう“あわ…

【WWE】RAW(5月19日・日本時間20日/サウスカロライナ・グリーンビル)

【映像】ストッキングが“あわや”のハプニング

 奇跡の美熟女レスラーが、若手との死闘で“魅せた”意地のファイト。試合中にはストッキングがビリビリに破れてしまう“あわや”のハプニングが発生する中、キレ味鋭い動きでファンを熱狂させた。

 WWE「RAW」で、ベッキー・リンチ、ロクサーヌ・ペレス、ナタリアのベテランと新鋭が入り乱れるトリプルスレットマッチが開催。42歳、WWE女子最古参の“美熟女レスラー”ナタリアがキレ味鋭いファイトを展開し、闘志あふれる戦いに称賛の声が相次いだ。

 この試合は、6月7日(日本時間8日)に行われるマネー・イン・ザ・バンク(MITB)ラダーマッチ出場権を賭けた予選で、激しい攻防、特にナタリアの技術が際立つ一戦となった。

 復帰後のヒールターンで完全に“悪魔化”したベッキーはこの日も健在。試合開始早々、ベッキーがロクサーヌに共闘を持ちかけるも裏切り、髪を引っ張ってリング外へ。ナタリアもバリケードに叩きつけられ、ベッキーが序盤を支配する。

 ロクサーヌもトペ・スイシーダで両者をなぎ倒して逆襲。リングに戻ると、ベッキーとロクサーヌがニアフォールを奪い合い、ロクサーヌがベッキーのマンハンドル・スラムを切り返す。ナタリアはベッキーにスープレックスを決め、背中にキックを叩き込み、ロメロ・スペシャルで圧倒。さらに、ベッキーとロクサーヌにダブル・シャープシューターを極め、会場を熱狂させた。

 ABEMAのWWE実況でも「現時点でWWEに一番長く在籍している女子選手がナタリア。2007年から活躍していて(2008年デビュー)、デーヴァ時代から王者になって各年代で頂点を極めた重鎮」と、そのレジェンドぶりに言及した。

 試合は一進一退の展開に。ベッキーがドロップキックでナタリアを場外へ。するとロクサーヌがクロスボディで追撃。ナタリアはパワーボムでベッキーをロクサーヌに叩きつけ、試合をコントロールする。

 終盤、ベッキーと絶賛抗争中の女子インターコンチネンタル王者ライラ・ヴァルキュリアが乱入し、ベッキーをリング外へ引きずり出して乱闘。一度はリングに戻り、ナタリアがベッキーへシャープシューターで畳みかけようとするも、ライラが「私の獲物よ!」とばかりに再びリング下へ。

 この攻防で“わちゃわちゃ”している間に、ナタリアは不覚にもロクサーヌに背後を取られ、フィニッシャー「ポップ・ロックス」を決められ、3カウントを献上。ここまで“ナタリア無双”を繰り広げた激闘の結果か、ストッキングがビリビリに破れ、お尻がはみ出したままのワン・ツー・スリー。ファンからは「ストッキングが破れて生尻が…」「ケツ破けてる」と悲鳴も…。

 結果はロクサーヌがMITB出場権を獲得し、昇格決定早々“RAWロースター”としての地位を確立する結果となったが、試合の主役はナタリア。「年齢は数字に過ぎない」とばかりに見せたキレキレの戦いぶりに、ファンから「ナッティありがとう」「ナタリアよかったな」「80歳くらいまで続けてほしい」「お疲れ様」など、労いのコメントが相次いだ。(ABEMA/WWE『RAW』)