【明治安田J1リーグ 第17節 横浜F・マリノスVSヴィッセル神戸 2025年5月21日(水)19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)■サポーターに「プレー」で伝えた! 6連敗中の横浜F・マリノスは、この日は序盤からエン…

【明治安田J1リーグ 第17節 横浜F・マリノスVSヴィッセル神戸 2025年5月21日(水)19:03キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■サポーターに「プレー」で伝えた!

 6連敗中の横浜F・マリノスは、この日は序盤からエンジン全開。積極的なチャンスメイクやフィジカル面で戦う姿勢を強く示し、トンネル脱出への意気込みをプレーでサポーターに伝えた。

 しかし、先制ゴールはヴィッセル神戸だった。19分、神戸の崩しに対してエリア内に十分な人数を用意して対抗していたマリノスだったが、一瞬の隙をエリキに突かれた。

 エリキは2019、2020シーズンにマリノスに所属しており、いわゆる“恩返し弾”に。
 仲間から祝福されはしたものの、自らセレブレーションを行うことはなく、マリノスへのリスペクトを示した。

 リードされてしまったマリノスだが、勢いは落ちなかった。植中朝日や山根陸らが懸命なプレーを続け、ゴールに近づいてゆく。

 すると43分、ショートコーナーから喜田拓也がエリア外でボールを受けると、神戸の寄せがなく、フリーの状態に。キャプテンが思い切りよく放ったシュートは、同点ゴールとなった。
 

■最後まで前を目指すも「一手足りず」

 後半も立ち上がりからマリノスが頑張りの伝わる戦いを見せる。しかし、次のゴールは神戸のものに。

 扇原貴宏のフリーキックを大迫勇也が頭で合わせ、勝ち越しゴールとなった。これで、エースの大迫は2戦連発ゴールとなった。

 サポーターの大声援に向かって懸命に攻めるマリノスだが、あと一手が足りず、チャンスがなかなか作れない。

 限られたビッグチャンスも決めきれず、追いつくことができないまま、時間が過ぎていった。

 最後まで前を目指したものの、最終局面に至る過程で神戸の守備を上回ることができず、1-2で試合終了となった。

 気持ちが伝わる試合ではあったものの、結果を出すことができず7連敗となってしまったマリノス。

 次戦は7連勝中の首位・鹿島との対決となる。降格未経験のオリジナル10同士の対決でもあるその試合で、サポーターに歓喜を届けることができるか。
 

■試合結果

横浜F・マリノス 1-2 ヴィッセル神戸

■得点

19分 エリキ(神戸)

43分 喜田拓也(マリノス)

51分 大迫勇也(神戸)

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