【WRC】第5戦 ラリー・ポルトガル(5月18日/デイ4)【映像】「40m近い?」驚異的大ジャンプの瞬間 5月18日、WRC(世界ラリー選手権)第5戦「ラリー・ポルトガル」の競技最終日が行われ、日本人ドライバーの勝田貴元(トヨタ)が、この日…

【WRC】第5戦 ラリー・ポルトガル(5月18日/デイ4)

【映像】「40m近い?」驚異的大ジャンプの瞬間

 5月18日、WRC(世界ラリー選手権)第5戦「ラリー・ポルトガル」の競技最終日が行われ、日本人ドライバーの勝田貴元(トヨタ)が、この日走ったドライバーのなかでは最大級のビッグジャンプを決めた。

 競技最終日デイ4の最終SS24「ファフェ」は、同大会の名物にもなっているジャンプスポットの存在でよく知られているステージ。また、上位タイムを記録したドライバーがポイントを獲得できるパワーステージでもあり、同じくポイント獲得チャンスのスーパーサンデーということもあって、各ドライバーが最後の力を振り絞って圧巻の走りを見せていく。

 そして迎えた勝田のスタート。ステージ途中で何度か記録される勝田の区間タイムは、年間ポイントで現在トップを走るエルフィン・エバンス(トヨタ)のタイムを次々に塗り替えていく。そしてステージ最終盤のジャンプスポットでは、これまでのどのドライバーよりも高い到達点、長い距離を飛ぶ姿が見られた。

 空中で車体は傾きつつも、見事な着地を見せた勝田。その姿を目の当たりにした実況担当の布施宏倖氏は、その姿を航空機に重ねて「勝田エアライン!」と絶叫! 解説の竹岡圭氏も「飛びすぎてしまったかと。ヒヤッとしましたね(笑)」とホッと胸を撫で下ろしていた。また、勝田本人も走行後に、「着地した時、別の国に着いてしまったかと思った」と、驚異のビッグジャンプをユーモア混じりのコメントで表現していた。

 大会最終結果は総合5位ということで表彰台には届かなかった勝田だが、パワーステージでは4位を獲得して実力を見せつけた。勝田の華麗なジャンプと走りに対し、視聴者からは、「すご」「きれいに飛んだ」「K点超えのジャンプだ」「危ない。お疲れさま」「めっちゃ笑ってる」「40m近いかな?」「とびますとびます」と大量のコメントが寄せられた。

(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)