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 5月20日、2024-25シーズンの戦いを終えたBリーグ所属クラブが、選手とコーチの契約情報を発表した。

 2023-24シーズンのBリーグ王者である広島ドラゴンフライズは、今シーズンの主力を担ったドウェイン・エバンス、中村拓人ら合計10名との契約継続を一挙に発表した。エバンス以外はいずれも複数年契約を結んでおり、改めて残留が発表された形。ニック・メイヨは契約継続とあわせて、今年1月に帰化申請が完了したことについても公表されており、順調にいけば7月にも帰化申請が認められる見込みだという。

 また、B1では横浜ビー・コルセアーズがダミアン・イングリス、キーファー・ラベナ、マイク・コッツァーといった主力3選手、レバンガ北海道が星野京介、盛實海翔との契約継続をそれぞれ発表。名古屋ダイヤモンドドルフィンズのショーン・デニスヘッドコーチが続投することも公表された。

 そして、京都ハンナリーズから退団することが発表されていた岡田侑大の新天地は、島根スサノオマジックに決定。今シーズン15.7得点5.5アシストをマークしたガードは、「島根スサノオマジックの一員として戦えることを誇りに、 そして『島根スサノオマジックの岡田侑大』を楽しみに待ってくださるファンの皆さまのために毎試合全力で頑張ります」とコメントした。

 B2では、福島ファイヤーボンズがNCAAディビジョン3のオーバリン大学に在学している大久保友貴の獲得を発表した。こちらは今年8月に23歳の誕生日を迎えるロサンゼルス出身のポイントガード。「プロ転向のタイミングで福島ファイヤーボンズの社長、GMらが私を信じてくれたことに感謝するとともに、福島でプロのキャリアをスタートできることをこれ以上ないほど楽しみにしています」と期待感を口にした。

 5月20日の契約情報一覧は以下の通り。

■5月20日の契約情報


<契約継続>

星野京介(北海道)

盛實海翔(北海道)

駒沢颯(茨城)

四家魁人(越谷)

ダミアン・イングリス(横浜BC)

キーファー・ラベナ(横浜BC)

マイク・コッツァー(横浜BC)

長谷川技(川崎)

寺嶋良(広島)

市川真人(広島)

ロバーツケイン(広島)

上澤俊喜(広島)

中村拓人(広島)

ドウェイン・エバンス(広島)

渡部琉(広島)

ニック・メイヨ(広島)

山崎稜(広島)

三谷桂司朗(広島)

岸田篤生(佐賀)

神里和(青森)

藤澤尚之(福井)

田渡修人(福井)

本多純平(奈良)

大塚勇人(奈良)

間山柊(奈良)

山根響(品川)

増本優太(岐阜)

<新加入>

大久保友貴(オーバリン大学⇒福島)

<移籍>

岡田侑大(京都⇒島根)

<引退>

本村亮輔(熊本)

谷口淳(横浜EX)

<自由交渉選手リスト登録>

タナー・グローヴス(長崎/契約満了)

髙比良寛治(長崎)

本村亮輔(熊本/引退)

ソウシェリフ(横浜EX/契約満了)

谷口淳(横浜EX/引退)

増子匠(横浜EX/契約満了)

<コーチ>

ショーン・デニスHC(名古屋D/契約継続)

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