【WRC】第5戦 ラリー・ポルトガル(5月15日/デイ1)【映像】まさに神業!接触寸前の“ドーナツターン” WRC(世界ラリー選手権)の第5戦がポルトガルで開催。特設コースで行われたスーパーSSでは、ドーナツターンエリアで世界最速の公道マシ…

【WRC】第5戦 ラリー・ポルトガル(5月15日/デイ1)

【映像】まさに神業!接触寸前の“ドーナツターン”

 WRC(世界ラリー選手権)の第5戦がポルトガルで開催。特設コースで行われたスーパーSSでは、ドーナツターンエリアで世界最速の公道マシンが圧巻の美技を見せ、競技初日最初のステージを華々しく飾っている。

 今大会は、ポルトガル北部の街「マトジニョス」を中心にコースが設定されているが、デイ1のスーパーSSは、太平洋に面するリゾート地「フィゲイラ・ダ・フォス」に設けられた特設ステージで行われた。距離はわずか2.94kmのステージだが、コース幅が狭く攻略難度が高い。なかでもドーナツターンエリアは見もので、カッレ・ロバンペラ(トヨタ)、アドリアン・フルモー(ヒョンデ)、セバスチャン・オジエ(トヨタ)らのマシンがここをクリアするシーンは圧巻。

 ドーナツターンエリアは、中心の障害物を周回していかなくてはならない。いかに早く駆け抜けるか、膨らみすぎてもいけないし、中心に寄せすぎてぶつけてもいけない。なるべく無駄を省きながらリアを流し、脱出時には最適な角度で、そしてスピードに乗せていくことが重要となる。

 上記3人のドライバーは、当然のように正確な弧を描き、コントロールしながらマシンを華麗に滑らせ、見ていて惚れ惚れするような神業ドリフトを決めている。実際にこの姿を目の前で見ていた観客席もおおいに盛り上がっていた。

 WRCの公式Xでもこのドーナツターンエリアの映像を添え、ドーナツのアイコンとともにツイートし、「スケールが大きい」「ぐるぐる回ってる」「あああああ!」などのリプライがつき、話題となっている。

(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)