島根スサノオマジックは5月16日、安藤誓哉との選手契約が2024-25シーズンをもって満了となり、退団することが決定したこと…

 島根スサノオマジックは5月16日、安藤誓哉との選手契約が2024-25シーズンをもって満了となり、退団することが決定したことを発表した。移籍先が決定しているため、Bリーグの自由交渉選手リストには公示されない。

 7月に33歳の誕生日を迎える安藤は、181センチ81キロのポイントガード。カナダでプロキャリアを始め、フィリピンのチームでもプレーした。2015-16シーズンにリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)へ加入すると、秋田ノーザンハピネッツ、アルバルク東京を渡り歩き、2021-22シーズンに島根へ。2024-25レギュラーシーズンは全60試合の出場で日本人最多の1試合平均16.3得点に2.7リバウンド3.9アシストを記録し、レギュラーシーズンのベスト5ノミネート選手に選出された。

 安藤はクラブを通じて「ファンの皆様、そして島根スサノオマジックに関わる全ての関係者の皆さま、4年間本当にありがとうございました。この場所でみなさんと一緒に過ごした日々を忘れる事はありませんし、感謝の気持ちでいっぱいです。バスケットボールキャリアでは色んな選択や決断をする時が訪れます。僕は新たな挑戦をする決断をしました。これも島根スサノオマジックで4シーズン悔いなくプレーでき、成長できた実感があるからこそできた決断です。また皆さんの前で素晴らしいプレーを見せれるように今後も前進していきます。本当にありがとうございました」とコメントした。

 なお、島根は16日時点でポール・ヘナレヘッドコーチ、晴山ケビンとの契約満了を発表している。

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