アトレティコ・マドリーは15日、ラ・リーガ第36節でオサスナとエル・サダールで対戦し0-2で敗戦した。 直近に行われたソシエダ戦を古巣対戦となったセルロートの4ゴールで圧勝した3位アトレティコ(勝ち点70)は、その試合のスタメンからリーノを…
アトレティコ・マドリーは15日、ラ・リーガ第36節でオサスナとエル・サダールで対戦し0-2で敗戦した。
直近に行われたソシエダ戦を古巣対戦となったセルロートの4ゴールで圧勝した3位アトレティコ(勝ち点70)は、その試合のスタメンからリーノをアルバレスに変更した以外は同じスタメンを採用。2トップにセルロートとアルバレスを並べた[4-4-2]で試合に臨んだ。
リーグ戦2試合勝利のない10位オサスナ(勝ち点45)に対し、アトレティコは25分にセットプレーから失点を許す。サラゴサの右CKをゴール前で競り合ったカテナがヘディングシュートをゴール左に叩き込んだ。
先制を許したアトレティコは35分に反撃。ボックス右横でパスを受けたバリオスのダイレクトクロスに反応したセルロートがワンバウンドしたボールをダイビングヘッドで合わせたが、これはGKエレーラの好セーブに防がれた。
迎えた後半、1点ビハンドのアトレティコはG・シメオネとハビ・ガランを下げてリーノとアスピリクエタを投入。さらに50分には、相手DFのタックルでバランスを崩したバリオスが味方選手に頭から接触すると、そのままピッチに倒れ込む。バリオスは脳震盪の疑いがあり、モリーナが緊急投入された。
その後は主導権を握ったアトレティコがポゼッションでオサスナを圧倒する展開となるが、自陣で堅固なブロックを敷く相手の堅守を崩し切れ図に時間が経過。
するとアトレティコは、82分にオサスナにワンチャンスをモノにされる。中盤でのボールをカットしたボヨモが左サイドに展開すると、キケ・バルハのクロスをニアサイドのブディミルにダイビングヘッドで流し込まれた。
2点を追う展開となったアトレティコは、試合終了間際の96分に左サイドからカットインしたリーノのクロスをゴール前に抜け出したモリーナが頭で合わせた、これは枠の上に外れた。
結局、試合はそのまま0-2でタイムアップ。アトレティコはリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。一方、勝利したオサスナは来季の欧州カップ戦出場権争いに望みを繋いでいる。
オサスナ 2-0 アトレティコ・マドリー
【オサスナ】
アレハンドロ・カテナ(前25)
アンテ・ブディミル(後37)