<大相撲五月場所>◇五日目◇15日◇東京・両国国技館【映像】“一撃”で土俵下まで…実際の立ち合いの様子 立ち合い不成立で館内が“ピリつく”アクシデントがあった。つっかけられた力士が、直後に派手につっかけて大柄力士が勢い余って後方に吹っ飛び土…
<大相撲五月場所>◇五日目◇15日◇東京・両国国技館
立ち合い不成立で館内が“ピリつく”アクシデントがあった。つっかけられた力士が、直後に派手につっかけて大柄力士が勢い余って後方に吹っ飛び土俵下に転落。元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方に激突。客席はどよめき「ひどい」「これはアカン」「親方怒ってる」などの声が上がった。
序二段十五枚目・玉天翔(片男波)と序二段十六枚目・結山(放駒)の一番。1度目の立ち合いでは結山がつっかけてしまい、ぶつかる寸前でブレーキをかけた。続く2度目の立ち合い、今度は玉天翔がつっかけ、止まることができず結山の肩をもろ手でグイッと押し込んだ。
不意を突かれた結山は後方に吹き飛び、土俵下で審判を務めていた元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方に直撃。身長189センチの大柄な結山がぶつかるアクシデントに館内はどよめき、立ち上がった結山はなんとも言えない表情を浮かべた。玉天翔は「すみません」と審判長の親方に頭を下げたが、館内はざわめきが続いた。
3度目の立ち合いは成立。頭から当たった結山が力強い攻めを見せるが、耐えた玉天翔も押し返す。再び結山が前に出るも、最後は土俵際でかわした玉天翔が背後を取って送り出しを決めた。決着がつくと館内はまたもやざわめき、拍手も沸き起こった。玉天翔は2勝目、結山は2敗目。
立ち合い不成立で不穏な空気が流れる事態に、視聴者も「えええ」「ひどい」「これはアカン」「親方怒ってる」「こっわ」「ふっとんだ」とどよめいていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)