ラッシングは捕手登録も…マイナーでは外野手としても出場 ドジャースは14日(日本時間15日)、オースティン・バーンズ捕手を事実上の戦力外(DFA)とし、若手有望株のダルトン・ラッシング捕手を昇格させた。米記者は、ラッシング昇格によるチーム内…
ラッシングは捕手登録も…マイナーでは外野手としても出場
ドジャースは14日(日本時間15日)、オースティン・バーンズ捕手を事実上の戦力外(DFA)とし、若手有望株のダルトン・ラッシング捕手を昇格させた。米記者は、ラッシング昇格によるチーム内への影響を分析している。
ラッシングは球団ナンバーワンプロスペクトで、2022年ドラフト2巡目(全体40位)でドジャース入り。昨季は2Aタルサ、3Aオクラホマシティの2球団でプレー。114試合出場して打率.271、26本塁打、85打点。出塁率.384、OPS.896をマークした。今季もここまで3Aで打率.308、5本塁打、17打点、OPS.938の好成績だった。
ポジションは捕手がメイン。一方で昨年は3Aで左翼手として27試合、今季も2試合に出場しており、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は、打撃に苦しむマイケル・コンフォート外野手への影響を指摘した。
同氏は、「バーンズをDFAにして、控えの捕手としてたった週1~2試合出場させるためにラッシングを昇格させるドジャースの動きは、想像しがたい。というわけで、今回の動きは苦しんでいるすべての打者に計り知れない重圧を与えている。特にマイケル・コンフォート。ラッシングはマイナーで左翼手として出場したことがある」とX(旧ツイッター)に投稿した。
コンフォートはここまで打率.172、2本塁打6打点。13日(同14日)には3安打を放ち、3試合連続安打としたが、1年1700万ドル(約24億2000万円)で獲得した男の成績としては物足りない。デーブ・ロバーツ監督はラッシングの起用について、「外野を守るとは思っていない」と明かしたが、実績あるコンフォートとしては、意地を見せたいところだ。(Full-Count編集部)