大谷翔平はOPS1.051でトップも… ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地ダイヤモンドバックス戦でマルチ安打の活躍。敵地10連戦を打率.366、5本塁打、OPS1.336で締めた。完全に復調し、年間のOPSも1.051…

大谷翔平はOPS1.051でトップも…

 ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地ダイヤモンドバックス戦でマルチ安打の活躍。敵地10連戦を打率.366、5本塁打、OPS1.336で締めた。完全に復調し、年間のOPSも1.051まで上昇。リーグトップに踊り出た。3年連続の1位も見える中、背後に忍び寄る強力なライバルがいる。

 メジャーリーグ機構(MLB)は12日(同13日)、週間最優秀選手(MVP)を発表した。ナ・リーグは、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手が最終候補入りした大谷を破り、通算10度目の受賞を果たした。35歳の主砲はこの週に打率.500、3本塁打、12打点と打ちまくった。

 フリーマンは東京開幕シリーズを左わき腹の違和感で欠場。その後3月末に自宅のシャワー室で足を滑らせて右足首を痛め、故障者リスト入りした。今季出場は30試合、通算126打席にとどまっているものの、出場すれば成績は圧倒的だ。打率.376、9本塁打、33打点、OPS1.170。規定打席にはわずかに足りていないが、打率、OPSはいずれもリーグトップとなっている。

 足のダメージもあって盗塁数はゼロ。ゴールドグラブにも輝いたことのある一塁守備でも本来の動きはできていないが、それでも勝利貢献度WARは1.9を稼ぎ、大谷(2.1)に肉薄している。ブレーブス時代の2020年にMVPを受賞したものの、実は主要打撃タイトルとは無縁だったフリーマン。果たして今季、悲願のタイトル獲得はなるだろうか。(Full-Count編集部)