<大相撲五月場所>◇二日目◇12日◇東京・両国国技館【映像】16歳の天才小兵、館内どよめく“劇的”白星 16歳の“天才”小兵力士が体重100キロ差を制して鮮やかに勝利した。劇的な決着に館内はどよめき、「お見事です」「これぞ相撲」と興奮の声が…

<大相撲五月場所>◇二日目◇12日◇東京・両国国技館

【映像】16歳の天才小兵、館内どよめく“劇的”白星

 16歳の“天才”小兵力士が体重100キロ差を制して鮮やかに勝利した。劇的な決着に館内はどよめき、「お見事です」「これぞ相撲」と興奮の声が相次いだ。

 序二段五十枚目・康誠(秀ノ山)と序二段四十九枚目・寺尾松(錣山)の一番。かつて“天才相撲少年”と話題を呼んだ康誠は、身長165センチ・体重67.9キロとまだ小柄な体格の16歳力士。一方、20歳の寺尾松は身長176センチ・体重166.8キロの巨漢だ。体重差は98.9キロ、実に100キロ近くも差がある“無差別級”の対決となった。

 立ち合い当たってからやや右に動いたのは康誠。回り込んで攻めた康誠は、素早い動きで相手を撹乱。最後は潜り込んで寺尾松の右足を取り、鮮やかに土俵の外へと運んだ。康誠の勝利に館内は「おおお!」とどよめき、大きな歓声と拍手が沸き起こった。足取りで勝った康誠は1勝目を挙げて白星スタート。敗れた寺尾松は1敗目を喫した。

 鮮やかな足取りで勝利した康誠に、ABEMAの視聴者も「天才少年」「これぞ相撲」「これだから楽しい」「流石のこーせー」「お見事です」「すっご」と大興奮となっていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)