3年年連続で最高出塁率のタイトル獲得 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、イチロー、松中信彦に並ぶ3年連続の最高出塁率の栄冠…

3年年連続で最高出塁率のタイトル獲得

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、イチロー、松中信彦に並ぶ3年連続の最高出塁率の栄冠に輝いた。10日、パ・リーグの全日程が終了し、出塁率.426で2015年から3年連続の最高出塁率のタイトルを獲得。右脇腹の肉離れでリハビリ中の柳田は球団を通じて「バッティングでどれだけチームに貢献出来たかが計れる大事な数字だと考えていますし、3年連続の獲得ということもあり、素直に嬉しく思っています」とコメントした。

 今季は、右脇腹を負傷して離脱するまで130試合に出場し、打率.310、31本塁打、99打点と堂々たる成績を残してきた柳田。一時は、打率、本塁打、打点の打撃主要3部門すべてでトップに立ち、3冠王の可能性もあったが、打率は西武・秋山、本塁打と打点はチームメートのデスパイネに譲る形となった。

 だが、安打と四死球で出塁し、チームへの貢献に直結する出塁率は、柳田にとっては重要視する数字で「出塁率は自分の中で上げていけるやりがいもあって、長打率と併せていつも意識していました。来年も再来年もトップを獲れるように頑張っていきたいです」とコメント。OPSは12球団で唯一、1を超える1.016の数字を残している。

パでは過去に3人のみ

 3年連続での最高出塁率は、パ・リーグでは2004年から2006年の松中信彦(ダイエー、ソフトバンク)、1994年から1996年のイチロー(オリックス)、さらに遡ると1967年から1970年(4年連続)、1972年から1974年の張本勲(東映、日拓)と、過去に3人(4度)しかいない。球史に名を残す偉大な打者たちに、柳田も肩を並べた。

 今季は、外野フライを打つことを打撃スタイルとした柳田。例年以上に、厳しい攻めを受けたものの、打率、本塁打、打点と、どれも昨季の数字を上回った。三振も97から123へと増えたが、それはフルスイングするという打撃スタイルを崩さず、当てに行くようなスイングをしなかった証。それでいて、リーグトップの89四球を選んでおり、ボール球にはなかなか手を出さない手強さがあったといえる。

 現在は、負傷した右脇腹のリハビリ中の柳田。18日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージに間に合うかは微妙な状況となっている。ソフトバンクにとって、柳田の存在は必要不可欠。果たして、驚異の出塁能力を誇る柳田はCSに間に合うだろうか。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)