◇国内男子◇中日クラウンズ 2日目(2日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)規格外の飛距離を誇るアマ…
◇国内男子◇中日クラウンズ 2日目(2日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)
規格外の飛距離を誇るアマチュア松山茉生(福井工大福井高)は通算9オーバーで予選落ちが濃厚となった。午後0時52分の降雨による中断時点でカットラインは3オーバー。「和合の難しさにやられて、自分のゴルフができなかった」と振り返った初日「75」から、この日は4バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「74」。138位だった1月のPGAツアー「ソニーオープン」に続き、プロの試合で悔しさを味わった。
朝イチの出だし10番では理想的なバーディを先行した。左ラフからショートアイアンのセカンドは、転がりを計算してギリギリのキャリーでグリーンに届かせてピンに絡めた。「ショット自体は良かったんですけど…」と言ったように、後半の3バーディはいずれもベタピン。特にピンチをしのぐシーンで、昨年から課題とするパッティングの重要性を痛感した。
途中から雨も降る中で風のジャッジにも悩まされた。刻一刻と変わるシチュエーションに対応する臨機応変なマネジメントは、ツアープロも戦いながら磨く部分でもある。14番はフェアウェイからのセカンドが風に対抗しようとした分だけ強く入り、グリーン左のガードバンカーへ。そこから1打で乗せられずにダブルボギーを喫した。
悔しさいっぱいで反省ばかりが口をついて出るが、コンパクトかつレイアウトもトリッキーな和合では持ち前の飛距離を発揮しきれない部分が確かにある。プロの目も、底知れないポテンシャルに引き寄せられる。2日間同組だった宮里優作は「『すごいな、こんな子がいるんだ…』って。それはそれは、もう楽しみだよね」と声を弾ませ、世界の大きな舞台で戦う存在になることを願う。「(最初から)目標を向こう(米ツアー)にしてほしい。(松山)英樹みたいに、『米国に行くぞ』って、真っすぐ、脇目もふらずに進んでほしい」
本人も、日々の練習からソニーオープンで跳ね返されたPGAツアーのシチュエーションをイメージしてスキルを高めようとしているという。「まだまだ遠い道のりですけど、アマチュアとしても試合がいっぱい続くので、切り替えて頑張っていきたい」。この2日間も糧にして成長することを誓った。(愛知県東郷町/亀山泰宏)