国内男子ゴルフの「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」最終日が27日、千葉県睦沢町のMZ GOLF CLUB(6652ヤード、パー70)で行われ、小西たかのり(33、フリー)がツアー初優勝を飾った。初代王者に輝いた小西は、ホールアウ…

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 国内男子ゴルフの「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」最終日が27日、千葉県睦沢町のMZ GOLF CLUB(6652ヤード、パー70)で行われ、小西たかのり(33、フリー)がツアー初優勝を飾った。初代王者に輝いた小西は、ホールアウト直後に“勝利の女神”に握手。ファンからも「コニタンやばい」「ゴルフの神様が微笑んだ」と祝福のコメントが多く寄せられていた。

【映像】“勝利の女神”ラウンドガールと握手の瞬間

 前澤杯初代王者となったのは、プロ14年目の33歳・小西たかのり。最終日を首位スタートした小西は、1番、3番でバーディーを奪い好発進を遂げた。しかし、並走する同組の今平周吾(32、ロピア)も序盤こそ耐えるゴルフとなったものの、6番・7番で連続バーディー。両者ともに一歩も譲らぬ激戦が繰り広げられることとなった。

 勝負は最終9ホールへ。10番で今平が一歩リードを奪うも、小西も離されることなく11番で追いつくデッドヒートを展開。今平が抜け出したかと思われたが、17番では小西が約15メートルのロングパットを沈めることに成功。再び首位に並び、最終18ホールへと突入した。運命のグリーン上では小西が先にパーパットを決めプレーオフがちらついたが、今平がパーパットを外してまさかのボギー。通算17アンダーの小西に優勝が舞い込むこととなった。

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 小西は初Vに声援を送ったファンへ真っ先に感謝。キャップを脱ぐと、ギャラリーからの拍手に初々しく左手を掲げて応えていた。さらに、ホールアウト直後には、“勝利の女神”となった大会名物のラウンドガールの元へ。白熱の優勝争いを繰り広げた最終組に18ホールを帯同し、スコアボードの掲示を担当した亀澤杏菜さんと握手を交わし、感謝の気持ちを伝えていた。

 前澤杯は、その名の通り前澤友作氏が企画した国内男子の新規大会。異例の10日間にわたるプロアマ戦が行われ、プロと回る参加枠を1組100万円で一般販売。オークション形式でプロを指名することができるほか、全組に大会を盛り上げるラウンドガールが帯同するなど、今までにないチャレンジングな大会として大きな注目を集めていた。

 異例の大会形式ながら、試合はもちろん公式戦の位置づけだ。見事、ツアー初優勝を飾った小西には、ABEMAの視聴者からも「小西おめでとう」「コニタンやばい」「最後、しびれた~」「小西 おめでとう 17番だね」「いいなあ 謙虚だよね」「ゴルフの神様が微笑んだ」と祝福の声が押し寄せていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)