(23日、第156回九州地区高校野球大会準決勝=延長十二回タイブレーク 西日本短大付7―6エナジックスポーツ) 1点をリ…

(23日、第156回九州地区高校野球大会準決勝=延長十二回タイブレーク 西日本短大付7―6エナジックスポーツ)

 1点をリードされて迎えた延長タイブレークの十二回裏1死満塁の好機。西日本短大付の斉藤大将選手(3年)は「ここで自分が打つ」と強い気持ちで打席に入った。初球の直球をはじき返すと、鋭い打球が中前に弾んだ。逆転のサヨナラ2点適時打。チームを決勝進出に導く一打に「めちゃくちゃうれしかった」と試合後、満面の笑みを見せた。

 この日はまさに「斉藤デー」(西村慎太郎監督)だった。一回の先制本塁打に、五回には一時は逆転となる2点適時二塁打。西村監督は「彼はずっと打ってくれている。きょうもベンチには『斉藤に回せ』という一体感があった」と賛辞を惜しまなかった。

 12季ぶり3度目の優勝まであと1勝。斉藤選手は「もっと打って投手陣を助けたい。きょうの勢いを決勝に持っていきたい」と意気込んだ。(山本達洋)