プレミアリーグ第33節、マンチェスター・ユナイテッドvsウォルバーハンプトンが20日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのウルブスが0-1で勝利した。 14位のユナイテッドはリーグ4連勝と絶好調の16位ウルブスと対戦。リーグ戦では前…

プレミアリーグ第33節、マンチェスター・ユナイテッドvsウォルバーハンプトンが20日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのウルブスが0-1で勝利した。

14位のユナイテッドはリーグ4連勝と絶好調の16位ウルブスと対戦。リーグ戦では前節ニューカッスルに1-4で敗戦するなど3戦未勝利も、直近のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグではリヨンとの延長戦までもつれ込む激闘を、2点ビハインドの延長後半に3ゴールを叩き込む奇跡の大逆転劇で制してベスト4進出を果たした。

その激闘から中2日でのホームゲームでは先発5人を変更。ブルーノ・フェルナンデスやヨロ、ダロトらをベンチスタートとし、アマスやファーストチームデビューの20歳DFフレデリクソンら若手を抜擢し、前線はガルナチョ、ホイルンド、メイヌーの並びとなった。

立ち上がりからホームのユナイテッドがボールを握り、ウルブスがハイプレスとミドルブロックを織り交ぜた堅守速攻で応戦する構図で進んでいく。

中盤での潰し合いがメインとなり、流れの中ではほとんどチャンスまで持ち込めず。互いにセットプレーからチャンスを窺う。

前半半ばを過ぎて押し込む展開に持ち込んだユナイテッドは34分、ボックス手前の好位置で得たFKをエリクセンが直接狙ったが、枠を捉えたシュートはGKジョゼ・サの守備範囲。さらに、前半終盤の44分には良い形の崩しからメイヌーが際どいミドルシュートを放ったが、このシュートはわずかに枠の右へ外れた。

互いに攻め手を欠いてゴールレスでの折り返しとなった試合。後半も同じメンバーで臨んだユナイテッドは押し込む入りに。54分にはロングカウンターで左サイドを突破したホイルンドに決定機も、ボックス内での強引な仕掛けは相手DFの好守に遭う。

アモリム監督は59分、ドルグ、メイヌー、ウガルテを下げてダロト、マウント、ブルーノ・フェルナンデスと主力を一気に投入。さらに、70分にはホイルンドを諦めてチド・オビをピッチに送り込んだ。

途中投入のブルーノやマウントがボックス内でシュートシーンに絡むもゴールが遠い赤い悪魔は、ウルブスの交代選手に決定的な仕事を許した。

77分、エリクセンのファウルで与えたボックス手前のFKでウルブスのキッカーは投入されたばかりのサラビア。壁のギリギリ上を越える鋭い左足シュートをゴール右隅に突き刺された。

これで追う展開になったホームチームは終盤にkまけて攻勢を強めていく。相手を完全に押し込む形となったが、ボックス内での再三のシュートチャンスをマウントやガルナチョらが活かすことができず。このまま0-1でタイムアップを迎えた。

この結果、ウルブスに5連勝とともにシーズンダブルを許したユナイテッドはリーグ4戦未勝利に。

マンチェスター・ユナイテッド 0-1 ウォルバーハンプトン

【ウォルバーハンプトン】

パブロ・サラビア(後32)