FC岐阜は20日、元コートジボワール代表FWウィリアム・トギ(28)の加入内定を発表した。メディカルチェック後に正式契約を結ぶ。 ウィリアム・トギは、母国クラブでキャリアをスタート。その後、モロッコで長らくプレー。2018年夏にベルギーのメ…

FC岐阜は20日、元コートジボワール代表FWウィリアム・トギ(28)の加入内定を発表した。メディカルチェック後に正式契約を結ぶ。

ウィリアム・トギは、母国クラブでキャリアをスタート。その後、モロッコで長らくプレー。2018年夏にベルギーのメヘレンに完全移籍する。

その後、チュニジアのエスペランスへレンタル移籍を経験。ベルギーのRWDモレンベークやイスラエルのハポエル・カタモン、トルコのトゥズラスポル、アンカラ・ケチエレンギュジュSKでプレーしていた。

ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)では40試合で10ゴール2アシスト。チャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)で43試合9ゴール4アシストを記録している。

コートジボワール代表としても5試合に出場していた。

ウィリアム・トギはクラブを通じてコメントしている。

「日本のクラブでプレーすることは私にとって初めての経験ですが、見聞きしたもの全てがプロフェッショナルで前向きなものでした。デビューが待ちきれません。大島監督のリクエストに耳を傾け、ポジティブな結果と雰囲気を作るために全力を尽くします」

「FC岐阜のファン・サポーターの皆さん、クラブに関わる皆さんのすべての努力は必ず結果に繋がります。私がベストを尽くしてチームに良い結果をもたらすことを信じてください。共に戦いましょう」

また、小松裕志 代表取締役社長も今回の獲得にコメントしている。

「いつも熱いご声援をいただき、誠にありがとうございます。今シーズン、苦しい戦いが続いている中でも、スタジアムや日々の活動を通して皆さまからいただく応援は、選手・スタッフにとって何よりの支えとなっております」

「これから勢いを盛り返すべく、もてる手段をすべて活用し監督をはじめ、現場の努力をクラブ全体で支え一丸となって進み続けます。最後まで昇格を目指して全力で戦い抜く覚悟です」

「苦しい時も応援してくださり、共に前を向いて進んでいける皆様の存在が、クラブの力になります。どうかこれからも、変わらぬご声援で背中を押していただけますと幸いです。私たちは、最後の笛が鳴るその瞬間まで、勝利を目指して走り続けます」

J2昇格を目指す岐阜だが、チームは10試合を終えて2勝3分け5敗と大きく負け越しており、18位に低迷している。