セリエA第33節、モンツァvsナポリが19日にU-POWERスタジアムで行われ、アウェイのナポリが0-1で勝利した。 前節、エンポリ相手に3-0の快勝を収めて首位のインテルとの3ポイント差を維持したナポリ。連勝を狙ったアウェイゲームでは最下…
セリエA第33節、モンツァvsナポリが19日にU-POWERスタジアムで行われ、アウェイのナポリが0-1で勝利した。
前節、エンポリ相手に3-0の快勝を収めて首位のインテルとの3ポイント差を維持したナポリ。連勝を狙ったアウェイゲームでは最下位のモンツァと対戦。コンテ監督は前節から先発3人を変更。負傷ネレスの代役にスピナッツォーラ、マッツォッキとファン・ジェズスに代えてディ・ロレンツォ、ラファ・マリンが復帰した。
立ち上がりから押し込む展開に持ち込んだナポリ。17分にはマクトミネイの直接FK、直後にはボックス左に抜け出したマクトミネイが際どいシュートを放つ。さらに、19分にもギルモアの左CKをラフマニが頭で合わせたが、これは枠を捉え切れない。
以降もセットプレーを軸に再三シュートシーンを作り出したが、徐々に攻めあぐねたナポリ。逆に29分にはボックス右に抜け出したカストロヴィッリにシュートを打たれるが、ここは枠の左に外れて事なきを得た。
結局、ゴールレスで試合を折り返したアウェイチームはギルモアを下げてハーフタイム明けにザンボ・アンギサを投入。さらに、64分にはオリベラを下げてポリターノを投入。スピナッツォーラを左サイドバックに下げてより攻撃的な布陣にシフトした。
69分にはラスパドーリのスルーパスに抜け出したポリターノがボックス内でGKとの一対一を迎えるが、ここはシュートを焦ってGKトゥラティの好守に遭う。このチャンスは逃したものの、ラスパドーリ投入で活性化した攻撃がついにモンツァのゴールをこじ開けた。
72分、相手陣内左サイドでのスローインの流れからボックス左角でスピナッツォーラからパスを受けたラスパドーリが絶妙な浮き球クロスをゴール前に供給。中途半端に飛び出したGKトゥラティの寸前で頭で合わせたマクトミネイのシュートが無人のゴールへ決まった。
前節ドッピエッタのマクトミネイの2試合連続ゴールによって先手を奪ったナポリは、よりゲームコントロール優先の戦い方にシフト。試合終盤にはルカクとポリターノを下げてシメオネ、ウンゴニエと前線にフレッシュな選手を投入した。
後半最終盤は逆転残留へ是が非でも勝ち点が必要なモンツァの攻勢に晒されたが、きっちりウノゼロで逃げ切ったナポリがリーグ連勝を達成。翌日にボローニャ戦を控えるインテルと勝ち点で並び圧力をかけることに成功した。
モンツァ 0-1 ナポリ
【ナポリ】
スコット・マクトミネイ(後27)