9回2失点の力投で完投勝利を挙げた東大・宮台

打線が爆発した東大が9対2で法大に大勝。プロ注目の左腕・宮台康平(4年・湘南)が完投で今季2勝目を挙げた。

 

 今季1勝6敗で勝ち点0の東大と同2勝3敗での勝ち点1の法大との対戦。初回はともに2死からチャンスを掴みながら無得点に終わったが、2回以降は完全な東大ペース。2回表にヒットの新堀千隼(2年・麻布)を3塁まで進め、8番・杉本幹太(3年・金沢泉丘)のスクイズで1点を先制すると、3回表には5番・山田大成(4年・桐朋)のタイムリーで加点し、続く4回表には1番・辻居新平(2年・栄光学園)のタイムリーで3点目。さらに5回表には、1死満塁としてから7番・三鍋秀悟(3番・川和)、9番・宮台の2本のタイムリーなどで一挙5点を奪取。5回を終えて12安打を放って大量8点のリードを奪った。

 

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「先に点を取ってもらったので余裕のある展開で投げることができた」と宮台。5回に自らのエラーで背負ったピンチで併殺打の間に1点、6回にも味方エラーが絡んで1点を失ったが、「粘って投げることができた」とその後のピンチで空振り三振を奪うと、「疲れはありましたけど、気持ちの面で切らさないようにできた。しっかり真っ直ぐを投げられたので、それでリズムを作ることができた」と7回にこの日最速の145キロを計測するなど最後まで集中力を切らさずに9回を121球、8安打2失点に抑え、9月16日の第2週・慶大戦に続く自身今季2勝目(通算6勝目)をマークした。

東大打線は8回表にも1死3塁から4番・田口耕蔵(4年・西大和学園)が左中間を深々と破るタイムリー2塁打でダメ押しするなど、最終的に計14安打で9得点の猛攻を披露し、東大・浜田一志監督も「僕が監督になってから一番投打の噛み合った試合になった」と上機嫌。明日8日の第2戦で2002年秋以来となる30季ぶりの勝ち点を狙う。
一方の法大は、先週の先発の菅野が3回6安打2失点で降板すると、2番手の長谷川裕也(4年・聖望学園)も捕まり、計6投手で9失点。打線も8安打を放ったが好機での1本が出なかった。

■東京大vs法政大1回戦
東京大 011 150 010=9
法政大 000 011 000=2
【東】○宮台-三鍋
【法】●菅野、長谷川、落合、柏野、河野太、熊谷-中村浩

◎東京大・浜田一志監督
「宮台がプロ志望届を出して、気持ちを入れ替えて、この試合にかけていたところがある。その結果が、こういう形になったと思います。そしてチームは宮台だけじゃないぞ、と。投打が噛み合ってきて、僕が監督になってから一番投打が噛み合った試合になったと思います。相手ピッチャーの球速に合わせて練習して、アンダースロー対策もしてきた。サポートしてくれたバッティングピッチャーを始めとした控えピッチャーの力もあった」

◎東京大・宮台康平(4年・湘南)
「今日はしっかり真っ直ぐを投げ込めて、差し込むことができた。みんなが打って、チーム全体でいい空気を作れた。いい守備もありましたし、全員で戦えた。明日はまた0対0から始まる。今日みたいな得点は取れないと思うので、ロースコアで戦って、集中してやりたい。春は悪かったですけど、秋は安定して来たので自信になっている。勝ち点を取ることを目標になってきているので頑張りたい」