【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-2 アーセナル(日本時間4月17日/サンチャゴ・ベルナベウ)【映…

【UEFAチャンピオンズリーグ】レアル・マドリード 1-2 アーセナル(日本時間4月17日/サンチャゴ・ベルナベウ)
物議を醸すプレーが世界最高峰の舞台で起きた。レアル・マドリードのDFアントニオ・リュディガーが、アーセナルのDFマイルズ・ルイス=スケリーを手で倒してお腹を踏みつけ。ノーファウル判定を含めてファンが激怒している。
レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでアーセナルと対戦。1stレグを0ー3のスコアで落としていた前回王者は、ホームでの2ndレグも1ー2で落とし、2試合合計1-5で惨敗した。
話題になっているのが、リュディガーの愚行だ。キックオフ直後からハードな当たりを見せていたドイツ代表DFは60分、かなり危険なプレーを犯してしまう。
中央をドリブルで駆け上がってきたルイス=スケリーに対して、リュディガーは右側から並走し身体を当てて対応。引き足す格好になったが主審のホイッスルが鳴らず、ノーファウルの判定が下された。
ピッチに倒れ込んだルイス=スケリーが悶絶する中、スタジアムからは大きなブーイングが発生。すると、主審が笛を吹いて試合を中断し、ルイス=スケリーのもとへ駆け寄り、状態を確認した。

目を見開き、ノーファウル判定に驚く様子を見せたルイス=スケリー。一体、何が起こっていたのか。リプレイ映像がその答えを教えてくれた。リュディガーは手で突き飛ばすようにして倒した後、勢いそのままに倒れ込むルイス=スケリーのお腹を左足で踏みつけてしまっていたのだ。
決定的な瞬間を見た実況の西岡明彦氏は「あぁ、リュディガー…」と驚きの声を漏らし、解説の野口幸司氏は「避けようとした足ではないように見えるので、どうジャッジされるかですね」とコメントした。しかし主審はリュディガーにお咎めなしで、何事もなかったかのように試合が再開された。
このワンシーンには、サッカーファンたちも憤慨。ABEMAのコメント欄やSNSでは、「わざとだろ」「おい、マジでなにしてんの?」「これは故意でも事故でもちょっとなあ」「ありえない酷すぎる」「リュディガーさすが暴力がすぎる」「いくらなんでもそれはいかんよ!」「リュディガーだと踏みつけがわざとにすら見えるな…」「格闘家に転向して下さい」など危険なプレーを咎める声に加え、「レッドやろ!」「こーゆときのVARだろ」「自動フルai審判の時代なら100万回退場してるだろ」「リュディガーだけ何でもありじゃん」など判定に不満の声が噴出した。
ハードマークが持ち味のリュディガーだが、この危険プレーは明らかに“やりすぎ”だった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)