卓球の「ITTF男女ワールドカップ」はグループリーグの戦いが行われており、決勝トーナメントをかけた戦いが熱を帯びている。そんななか、今大会の優勝候補のひとりでもあった中国選手が初戦で敗れる番狂わせが起きている。◆【速報】伊藤美誠、大藤沙月と…

卓球の「ITTF男女ワールドカップ」はグループリーグの戦いが行われており、決勝トーナメントをかけた戦いが熱を帯びている。そんななか、今大会の優勝候補のひとりでもあった中国選手が初戦で敗れる番狂わせが起きている。

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■39歳ベテランが流れ掴む

世界ランキング3位の王芸迪(中国)はグループ3に入り、下馬評ではグループリーグ通過の大本命で迎えた。しかし、15日に行われたユアン・ジアナン(フランス)との戦いでは第1ゲームを11-2で奪ったものの、第2ゲームから形勢逆転。39歳のベテランに3ゲームを奪われる形で敗れた。

このニュースを中国メディア『捜狐』は驚きとともに伝えており、「王芸迪はW杯の舞台に登場し、優勝候補のひとりだった。しかし、王芸迪は予想外に初戦でファンに大きな『サプライズ』を与えた」と報じている。

孫穎莎、王曼昱に次ぐトップ3として、今大会の有力候補に挙げられていた王芸迪の敗戦。もし予選敗退が決まれば、この日予選突破を決めた張本美和(木下グループ)やグループステージ通過をかけて戦う早田ひな(日本生命)など、日本勢に上位進出の可能性も出てきそうだ。

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