香川県立アリーナが開業し、再開発が進む高松市サンポート地区に、本格的なスポーツバーがオープンした。オーナーは特別養護老…
香川県立アリーナが開業し、再開発が進む高松市サンポート地区に、本格的なスポーツバーがオープンした。オーナーは特別養護老人ホームを手がける実業家。異業種に飛び込んだのは、地元の懸案になっている「夜型観光」に一役買いたいという思いがあるという。
店の名前は「BLUE THE BLUE(ブルー・ザ・ブルー)」。英国風パブ「HUB」をイメージしたスポーツバーで、4台ある大型モニターでサッカーや野球などのスポーツ観戦をしながら飲食を楽しむことができる。
JR高松駅とアリーナの間にある高松シンボルタワー2階で2月にオープン。「一等地」にありながら5年間空き店舗になっていた物件だった。
オーナーの小出克元さん(66)は高松市出身で、地域密着型の特別養護老人ホームや、中四国最大級の広さを誇るコワーキングスペースを運営している。「アリーナなどのハードが整いつつある今のタイミングで、受け皿となるソフトを充実させることは必須」と、商機と考えた理由を語る。
サンポート地区は、インバウンド客だけでなく、人気アーティストのライブを目当てに集まる県外客が増えているが、夜9時半には周辺のほとんどの飲食店が閉店する。今月18日から瀬戸内国際芸術祭も開催される中、「夕食後に『もう一杯楽しめる』場所が限られ、もったいない」と感じていたという。
午前0時まで営業し、席数40席の店内からは瀬戸内海の夜景が楽しめる。大リーグロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手のエンゼルス時代のユニホームや、NBA、NFLなどの人気スポーツ関連グッズも飾ってある。
今後は、香川ファイブアローズやカマタマーレ讃岐など地元チームのファンの拠点となるよう、オフ会や選手との交流も楽しめるイベントを開きたい考えだ。
小出さんは「地域活性に貢献するハブとなるべく、高松を訪れた人や、アリーナ利用者、地元の方々が気軽に集える店にしたい」と意気込んでいる。(和田翔太)