AFC東地区

バッファロー・ビルズ(3勝1敗)

1試合あたり13.5失点はNFL最小。ファルコンズをも17点に抑えた守備はビルズをダークホースのにしあげている。ペイトリオッツが予想外の苦戦を強いられているだけに地区優勝もありうるか。一方、攻撃は要改善。31位のパス攻撃は大きな課題だ。幸い、RBリショーン・マッコイは頼りになる選手。修正の糸口になるだろう。

ニューイングランド・ペイトリオッツ(2勝2敗)

2勝2敗昨季の優勝チームがさらに強化されたとの前評判を裏切っての勝率5割。獲得ヤード1位の攻撃に、喪失ヤード数最下位の攻守が噛み合っていないのが不振の原因。毎年のように細かくDB陣を入れ替えてきたツケが回ったか。HCビル・ベリチックの代名詞、曲がっても折れない守備が復活するかに注目。

ニューヨーク・ジェッツ(2勝2敗)

ラン攻撃とパス守備がともに7位と、派手さはないながら優秀。2連勝中の勢いを生かしたい。

マイアミ・ドルフィンズ(1勝2敗)

ここ2試合での得点が第3週の試合終了間際の試合の結果には関係のないTDのみと攻撃が不振。セインツ相手に無得点はかなり厳しいだろう。また、第1週がハリケーンで延期された関係上、バイウィークがなく、調整が困難になっているのも不安要素。

AFC北地区

ピッツバーグ・スティーラーズ(3勝1敗)

獲得ヤード21位と攻撃は予想よりも伸び悩む中、喪失ヤード2位の守備が秀逸。かつての代名詞「鉄のカーテン」とまではいかないが、3勝を挙げられているのは守備によるところが大きい。一方、QBベン・ロスリスバーガーは攻撃の不調を「他のレシーバーが空いていても見逃して、アントニオ・ブラウンに投げてしまう場面があった」と自己にあると分析している。

ボルチモア・レイブンス(2勝2敗)

守備の主力選手の負傷と、QBジョー・フラッコが既に6インターセプトを喫しているのがかなりの痛手。OLが被QBサック9回のフラッコを守りきれていないのが現状だ。守備は開幕2週だけで8インターセプト、8QBサックと爆発力のある選手が揃っている。負傷メンバーが戻れば復活できる可能性がある。

シンシナティ・ベンガルズ(1勝3敗)

3敗を喫してはいるものの、守備は1試合平均16.8失点と3位の好成績。初白星をおさめたが、相手は全敗のブラウンズ。QBアンディ・ドルトン率いる攻撃陣に明日はあるのか?

クリーブランド・ブラウンズ(0勝4敗)

オフシーズンに最も補強を施されたチーム、のはずだった。朗報があるとすれば、負傷していたドラフト1位指名のDEマイルズ・ギャレットが第5週に出場予定なことか。

AFC南地区

ジャクソンビル・ジャガーズ(2勝2敗)

パス守備は1試合平均147ヤードしか喪失せず1位。一方でラン守備は32位。攻撃はランが1試合平均148ヤードでNFL2位に対しパスは30位。アンバランスな攻守が、週によって強さにムラがある結果に繋がっている。次週のスティーラーズ戦で実力がよりあきらかになるだろう。

ヒューストン・テキサンズ(2勝2敗)

ルーキーQBデショーン・ワトソンが好調。ルーキーQBが1試合に4TDパスとTDランを記録したのは1961年、殿堂入り選手のフラン・ターケントンが記録して以来の快挙。守備も負傷者が多い中、ペイトリオッツ以外には平均10失点しかしていない。AFC南の中で地力はトップと言えそうだ。

テネシー・タイタンズ(2勝2敗)

昨季同様パス守備が芳しくない。また、先発QBマーカス・マリオタがハムストリングを負傷している点も不安要素。一方、ランはデマルコ・マレー、デリック・ヘンリー共にラン1回あたり4.5ヤードを越え順調。

インディアナポリス・コルツ(1勝3敗)

開幕から負傷欠場しているQBアンドリュー・ラックは、練習には参加しているが未だ復帰の目処は立たない。今季が取り返しのつかないことになる前の復帰が求められる。

AFC西地区

カンザスシティ・チーフス(4勝0敗)

唯一の全勝チームの原動力はルーキーRBカリーム・ハント。シーズン2000ヤードラッシングを達成するペースで毎週オールプロ級の活躍を見せている。守備は喪失ヤードこそ多いが、対戦QBのパス成功率をNFL最低の51パーセントに抑えている。このままの勢いなら優勝も見えてくる。

デンバー・ブロンコス(3勝1敗)

ブロンコスといえばパス守備、という概念はもう古い。今季はラン守備と総喪失ヤードがNFLトップだ。ラン攻撃はRB C.J.アンダーソンを中心に順調。一方パス攻撃はQBトレバー・シミアンの出来栄えが安定していない。バイウィークに攻撃を再調整できるかが鍵。

オークランド・レイダース(2勝2敗)

パス攻撃に加え、RBマショーン・リンチを加えた攻撃で優勝も期待されていた。しかし、第4週にQBデレック・カーが負傷退場。全治2~6週間と診断された。カーは優れたQBである以上に、チームのリーダーだ。不在は大きく影響するだろう。

ロサンゼルス・チャージャース(0勝4敗)

OLの崩壊、不正確なキック、QBフィリップ・リバースの被インターセプト、ラン守備の崩壊と僅か4週でバリエーション豊かな敗因を見せての4敗。立て直しは難しいか。