◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(10日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)…
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(10日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)◇曇り(観衆2308人)
疲れ切って迎えた後半17番(パー5)、やっと獲れたバーディに寺西飛香留は深く息を吐いた。「とにかくやることに意味があると思って、メチャクチャ振りました」。練習ラウンドでは2オンしていた518ydのパー5。この日はアゲンストの風でエッジまで10yd届かなかったが、アプローチで1mに寄せてこの日最初のバーディを奪った。
女子初の男子ツアープレーヤーとして主催者推薦で開幕戦への出場が決まり、とにかく力を出し切ることに集中した。初めての男子レギュラーツアー。緊張のなかで迎えた1番は、482ydのパー4といきなりタフなスタートホール。ドライバーショットを270yd近く飛ばしてパーで滑り出し、「最初でボギーがなかったので良かったです」と少し不安が薄まった。
4番(パー5)まではパーを並べたが、5番でボギーが先行。4オーバーで入った後半もショットでチャンスを作ったが、「あとちょっとで入らなかった」となかなかバーディが来なかった。1バーディ、7ボギー「77」で6オーバー125位。厳しい位置のスタートだが、男子ツアーのセッティングで出し切ったパフォーマンスに不満はない。
この日の平均飛距離は253.58yd。同組で回った選手にも、あと少しで追いつけそうなホールもあった。「みなさんに置いていかれないよう、もうメチャクチャ振りました。心身ともに頑張った方かなと思います」と笑顔を見せた。
本大会前にも、ツアー外競技の「岐阜オープン」(5~6日/岐阜・各務原CC)で男子選手の中でプレー。「パッティングでリズムが作れていなかった」と予選落ちに終わったが、「きょうは入りそうな雰囲気では打てていた」と手応えを感じた部分もある。
「まずは休んで。一日でも良いからアンダーを出せるように、最後まで精いっぱいやりたいです」。女子選手が予選通過となれば、レギュラーツアーでは史上初。疲れ切った体を休めて、あすも精いっぱいクラブを振る。(三重県桑名市/谷口愛純)