4月…

 4月9日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第30節が行われ、琉球ゴールデンキングスは滋賀レイクスに100点ゲームで快勝し、「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」への出場を決めた。

 東地区2位の座を巡り千葉ジェッツと争う群馬クレインサンダーズは、敵地で秋田ノーザンハピネッツと対戦。お互いハードなディフェンスでロースコアな展開となり、前半は同点で折り返す。第3クォーターはケーレブ・ターズースキーがけん引し群馬3点リードで最終クォーターに突入した。しかし、熊谷航を起点とした秋田オフェンスの勢いを止めることができず、0-12のランで突き放され、最終スコア62-66で敗れた。

 一方の千葉Jは、同地区8位の仙台89ERSとの対戦。ベンチから登場したクリストファー・スミスが約23分の出場で3ポイントシュート3本を含む22得点とチームを支え、84-74で勝利。東地区2位に返り咲いた。

 豊橋市総合体育館では、中地区上位2チームの三遠ネオフェニックスとアルバルク東京が激突。序盤から三遠がバランス良く得点を重ねていき、第2クォーター最後には大浦颯太がブザービーターとなるディープスリーを決め会場をわかせる場面も。三遠はダジンスキーが17得点6リバウンド、ヤンテ・メイテンが16得点7リバウンド、デイビット・ヌワバ、吉井裕鷹、津屋一球も2桁得点をマーク。的を絞らせないオフェンスで同地区2位のA東京を89-67で突き放し、優勝マジックを一気に2減らした。

 中地区上位のサンロッカーズ渋谷とシーホース三河の一戦では、三河が第3クォーターまでに12点差をつけられる展開に。しかし、第4クォーターだけでダバンテ・ガードナーが13得点と大暴れ。三河は71-65でSR渋谷を下し、同地区2位のA東京に3ゲーム差まで詰め寄った。

 レギュラーシーズンも残すところあと10試合。各地区首位が「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」出場を決める中、未だ激しい順位争いを繰り広げる攻防から目が離せない。

4月9日のB1試合結果一覧と、同日終了時点での各地区順位表は以下の通り。

■4月9日の試合結果


仙台 74-84 千葉J

秋田 66-62 群馬

茨城 80-76 北海道

宇都宮 78-65 越谷

SR渋谷 65-71 三河

川崎 70-73 名古屋D

横浜BC 56-69 FE名古屋

三遠 89-67 A東京

京都 74-58 広島

島根 72-63 長崎

佐賀 81-85 大阪

琉球 104-73 滋賀

■4月9日終了時点の順位表


☆=CS出場決定

<東地区>

1位 41勝9敗 宇都宮(優勝M3)☆

2位 33勝17敗 千葉J

3位 33勝17敗 群馬

4位 24勝26敗 秋田

5位 18勝32敗 北海道

6位 16勝34敗 越谷

7位 10勝40敗 茨城

8位 9勝41敗 仙台

<中地区>

1位 42勝7敗 三遠(優勝M4)☆

2位 36勝14敗 A東京

3位 33勝17敗 三河

4位 27勝23敗 名古屋D

5位 27勝23敗 SR渋谷

6位 24勝26敗 FE名古屋

7位 22勝28敗 横浜BC

8位 14勝36敗 川崎

<西地区>

1位 37勝13敗 琉球(優勝M6)☆

2位 32勝18敗 島根

3位 26勝24敗 大阪

4位 26勝24敗 京都

5位 23勝27敗 広島

6位 22勝28敗 長崎

7位 17勝33敗 佐賀

8位 7勝42敗 滋賀

<ワイルドカード>

1位 33勝17敗 三河

2位 33勝17敗 群馬

3位 27勝23敗 名古屋D

4位 27勝23敗 SR渋谷

5位 26勝24敗 大阪

6位 26勝24敗 京都

7位 24勝26敗 秋田

8位 24勝26敗 FE名古屋

【動画】注目の上位対決…三遠vsA東京のハイライト映像