4月8日からカナダで開催されるカーリングの世界最高峰の舞台「プレイヤーズチャンピオンシップ」に出場するロコ・ソラーレが、ABEMAの特番に出演。レポーターを務めた元プロ野球選手の杉谷拳士が、その“強さの秘密”に迫った。【映像】見ていて気持…

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 4月8日からカナダで開催されるカーリングの世界最高峰の舞台「プレイヤーズチャンピオンシップ」に出場するロコ・ソラーレが、ABEMAの特番に出演。レポーターを務めた元プロ野球選手の杉谷拳士が、その“強さの秘密”に迫った。

【映像】見ていて気持ちいい…神業ショット&スイープ!

 今回、杉谷が訪れたのは、ロコ・ソラーレが練習拠点とする北海道北見市にあるアドヴィックス常呂カーリングホール。2018年の平昌五輪では銅メダル、2022年の北京五輪では銀メダルを獲得した“強さの秘密”に迫った。

 まず挙げられるのはスキップ・藤澤五月の“正確なショット”だ。各エンド終盤の7・8投目は複雑な局面、かつ得点を決定するための緻密なコントロールが求められることとなる。番組では、その正確なショット検証するためにあえて高難度な設定にストーンを設置。それでも藤澤は一気に形勢を逆転するダブルテイクアウトを成功させ、実力を見せつけた。

 これには杉谷も「マジで!完璧なショットじゃないですか!」と大興奮。藤澤は「ダブルテイクアウトを狙うためには早いウエイト、強さのショットを投げなければいけないので、力がいるけどピンポイントに当てる精度が求められる」と難しさも強調していた。

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 さらに、2つ目に挙げられるのが“クレイジースイーパーズ”の存在だ。アイスをブラシで擦り、ストーンの滑りを調整するのが“スイープ”。状況によってはハードな運動量を求められることとなるが、小柄ながら鈴木夕湖と吉田夕梨花のコンビは、その力強いスイープから『クレイジースイーパーズ』という愛称で呼ばれている。時にハードな運動量が求められる過酷な役割ながら、コンビネーションは世界クラスだ。

 カーリングはスイープで伸ばすことはできるが、止まることはできないとあり、石の軌道を見て的確な指示を出す吉田知那美の役割も重要となってくる。会場やその日の温度、さらには試合が経過するにつれても変化していくアイスのコンディション。それを全員が理解し、連携しなければ“神技ショット”を完成させることはできないとあり、世界レベルの神業を目撃した杉谷は、「カーリングの見方が一気に変わりました、おもしろ!」感嘆の声を上げていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)